こんな気配りできる? 初めての子連れ外出時にされてうれしかった事を描いた漫画に反響
まわりのほんの少しの気づきが、ママやパパたちの大きな安心につながるんだ。
小さい子どもを連れての外出は、いつ子どもが泣いたりぐずったりするかでいつも緊張状態にあるお母さんが多いと思います。だからこそ、まわりのちょっとした配慮が最高にうれしいものですね。
エッセイコミック「今日から第二の患者さん がん患者家族のお役立ちマニュアル」が発売中の漫画家の青鹿ユウさん(@buruban)が、子連れ外出中にされてうれしかった事を描いた漫画が話題になっています。
ある日、生後3カ月の娘を連れて、病院以外などでは初めての外出をした青鹿さん。カフェでの休憩中、「なんだ(子連れでの外出)案外できるじゃん」と思う青鹿さんをよそに、突然力み始める娘さん。
青鹿さんが「ちょっ…! ちょっとたんまっ すぐ外出るから!」と焦っていると、飲んでいたコーヒーカップとトレイがひょいと目の前から無くなります。その先にはにっこりと笑ったおばあさんが「これ片付けておくから大丈夫よ」と声をかけてくれたのだといいます。
赤ちゃんのご機嫌や体の状態などに「待った、我慢して!」は通用しません。すぐさま対応しなくてはいけないことが多いので、「まわりに迷惑を掛けてはいけない」と、ママは本当に焦るもの。そんな時にこんな風に自然にサポートしてくれたら、とても助かりますね。
声をかける方は勇気が要りますが、ママからお願いするのはもっと勇気が必要で、なかなかできることではありません。だからこそ、気がついた周りの人たちが、ひと声かけられる世の中になるといいですね。
作者の青鹿さんは自身のブログで、後日談の漫画「選択肢を差し出す」も公開しています。
電車内で、立っている赤ちゃん連れのお母さんを見つけた青鹿さん。赤ちゃんは吐き戻しており、お母さんの服も大惨事。そこで「大丈夫ですか〜?」と声をかけに行くと、そのお母さんは「大丈夫です」と青鹿さんのサポートを断ります。近くにいた人が、どうせ断られるから声がかけづらいと言うので、頼る頼らないの選択肢がお母さんにあることが大切だということを力説した、ということです。
その他にも育児漫画や「第二の患者」とも呼ばれているがん患者さんの家族の漫画なども公開されているので、気になる方はブログ「鹿ログ」もご覧ください。
画像提供:青鹿ユウ(@buruban)さん
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