「ソーシャルゲームの属性相性考察」にさまざまな意見 「複雑過ぎると覚えられない」「ポケモンが一番やばい」

結局は製作者の調整次第なのかもしれません。

» 2018年11月05日 14時25分 公開
[コンタケねとらぼ]

 Twitterユーザーの春さん(@haruofhennano)が制作した、「ソーシャルゲームによる、属性相関図によるゲーム全体のバランス構築時における問題と傾向」にさまざまな意見が集まっています。あなたの遊んでいるゲームは属性相性バランス、ちゃんと取れていますか?



 現在運営されている多くのソーシャルゲームでは、キャラに「属性」が設定されています。「属性」はゲームによってさまざまで、「火水雷」でじゃんけんのような3すくみのシンプルなものから、そこに「土」や「風」が加わって4すくみ5すくみになっているもの、独立した「無」属性があるもの、「光闇」の2すくみが別に存在するもの、属性の名称が「天・明・魔」とか独特なもの、とにかく属性の数が多いもの……などなど、ゲームの数だけ属性相性が存在するといっても過言ではありません。


ソーシャルゲーム スマートフォンゲーム 属性 相性 相関図 考察 よくある属性相性相関図

 今回の春さんの考察では、最初に「パズドラ」でおなじみの“3すくみ2対”から紹介。これは「火水木」が得意属性には攻撃力2倍、苦手属性には攻撃力半減の3すくみとなっているのとは別に「光闇」の2すくみ属性があり、光と闇は「火水木」の3属性にダメージを等倍で与えられるというものです。

 全5属性あるためキャラや戦略性に幅が出るものの、問題は「2対が強くなりすぎてしまうことが多い」と春さんは考察しています。扱いを間違えると「光か闇だけ育てておけばいい」というバランス崩壊を招きかねません。また、パズドラのヒットにより、この相関図が大流行してしまいました。

 続いては属性4つでそれぞれ「得意」「苦手」「等倍(相性なし)」が設定された“4すくみ”。春さんによると「バランスは取りやすいものの相性がついていない属性で殴った方が手っ取り早いという結論に至ることも多いので4すくみを生かしきれないことも多い」とのこと。等倍にある2属性だけ育てておけば、常に「得意」か「等倍」で戦えてしまいます。

 次はシンプルな“3すくみ”。どんなときでも相性がつくためプレイヤースキルを求めるようなゲームや音ゲーなどのジャンルで取り入れられていることが多いとのこと。RPGだと、属性が重要すぎてバランスが崩壊してしまいがち。また、3種しかないため、キャラのバリエーションも乏しくなります。


ソーシャルゲーム スマートフォンゲーム 属性 相性 相関図 考察 発展形……のはずなのですが

 さらにここからは、ここまでの属性を発展させたり問題を解決するべく作られた“4すくみ1外”“5すくみ”“4すくみ2対”などが紹介されていますが、どれも「相性がない属性で殴ればいいんじゃない?」問題にたどり着いてしまいがち。また、5すくみになると「ユーザーが覚えられない」という問題も発生してきます。


ソーシャルゲーム スマートフォンゲーム 属性 相性 相関図 考察 属性相性の深淵

 そしてさらに属性相性の深淵ともいえる「五芒星」が登場。5属性全てが「強い」「非常に強い」で全てに相性が割り振られた複雑さとなっており、「ユーザーは覚えられない」の一言でバッサリ。最後は「サムライライジング」の相関図(今までのネーミングからすると“6すくみ2対1外”)が「狂気の沙汰」として紹介されています。

 この考察にリプライ欄では、さらにさまざまなゲームの属性相関図が登場。“3すくみ2対2対”や“7すくみ”“3すくみ2対2特殊1外”、もはや図で表せないため表になっているものなどさまざまな属性相関図が寄せられていました。ゲームによって属性はさまざまですね。





















 そんななかでも際立っていたのが、国民的人気ゲーム「ポケモン」の相性。第6世代では全18タイプあって得意不得意数はタイプによってバラバラ、「抜群」「いまひとつ」「効果がない」の3種があり、さらに複合タイプまであるという冷静に考えたら最も狂気の奥底にいるゲームとなっています。全部暗記している人どれぐらいいるんでしょうか……。



 春さんは「ゲームにおいてどのような属性相関を築けばいいのか、という問に対して正解はないといえるのではないでしょうか」と結論づけているのですが、ポケモンがこの複雑さであることを考えると実際その通りなのかもしれません。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」