日本初!? 都会のど真ん中で「焚火」を楽しむお店が登場 焚火愛あふれるオーナーに聞いてみた
都会にいながらにしてキャンプ気分。
高層ビルと焚火という、一見正反対のイメージのものが同時に存在する空間が大阪の中心街、阿波座に誕生しました。11月2日にオープンした「焚火屋 火火(たきびや びび)」。ボーイスカウト指導者であり、野外活動のエキスパートでもあるオーナーの焚火への愛を詰め込んだお店は、2019年3月30日までの期間限定で、金曜・土曜の週末だけオープンします。
「もっとたくさんの人に焚火を楽しんでほしい!」そんな思いでたどり着いたのが……
10年以上前から焚火イベントを開催していたオーナーの建部彰一さん。よい景色や空気を求めて郊外に会場を移すと、参加者が少なくなってしまうことを残念に感じており、「そういった経験から『都会のど真ん中でやれば、たくさんの人が気軽に焚火を楽しみに来てくれるんじゃないか?』と考えるようになりました」(以下、建部さん)
同じく焚火を愛する人たちの後押しもあって、お店の立ち上げを決心したと言います。とは言っても、お店を立ちあげるときにはいろいろ大変なことがあったそうで……。
「特に苦労したのは『場所探し』でした。都心に近づけは近づくほど煙が問題になります。友人からの情報を元に、焚火ができそうな所を片っ端からあたり、現在の場所にたどり着きました」
都会で焚火、というのは素敵ですが、多くの人が密集するエリアでは、やはり難しいのでしょう。「開店できたのは幸運としか言いようがありません」と話します。
1人で来ても大丈夫?
店舗は大阪市のほぼ中心を流れる安治川のほとりの「中之島GATE」にあり、セット料金1500円で入店できます(中高生:1000円、小学生以下無料)。店内は相席のパブリックエリア、グループ用のプライベートエリア(プラス2000円が必要)に分かれています。基本的に相席をすすめられるそうですが、1人でお店に来た場合、楽しめるのでしょうか。
「初対面でも、人見知りの方でも、お客さま同士気軽に会話できるようです。直接向き合うのではなく、焚火を間に挟んで話すので緊張しにくいのでしょうか。これも焚火効果のひとつかもしれません」
店内には建部さんがマスターを務めるスタンディングバーもあり、相席の人となじめないときや、焚火について深く話したいときなどに声をかけてほしいとのことです。
焚火を囲んでするといえば、もちろん(?)バーベキュー。お店で提供される食べ物を自分たちで焼いて食べます。
「人気なのはチーズ、ベーコン、マシュマロです。どれも大きな塊を焼きながらかぶりつくワイルドなスタイル。スイーツ系では『焼きバナナ』もおすすめですよ。日替わりのメニューもいろいろ用意しています」
焼きたてのベーコンや、とろとろのチーズと一緒に、ビールやウィスキー、日本酒、カクテルなどのお酒も楽しめます(ノンアルコールも有)。
オープンしてまだ約1カ月ですが、焚火を楽しみにたくさんの人が来るのだとか。
「今ところ口コミなどから来店される方が多く、リピーターになってくださることもあります。お客さんの多くが女性で、とても驚いています」
「楽しかった」「癒された」「ホッとできた」などの声もあり、都会の新しいオアシスとなりつつあるようです。
相手は自然。安全第一で火を楽しむ
多くのお客さんの心を和ませている「焚火屋 火火」。しかし、弱点もあるそう。
「一番の敵は風です。当店は野外にあるので、防風フェンスを設置し、ある程度の風でも焚火を消さなくてすむよう対処しています。さらに、スパークシールド(焚火の火の粉を抑えるために被せる金属製のメッシュ)も準備しています。しかし、それでも対応できない強風の場合は臨時休業となります。残念ですが、自然には勝てません」
また、燃料の薪が爆ぜて火の粉が飛ぶこともあるので、安全のために燃えにくい生地の服装をすすめているそうです。普段着で気軽に店に来られるように、焚火用のブランケットやひざかけを無料で貸し出していますが、数量限定。それと、火を扱う際には軍手をはめてほしいとのこと。キャンプほどではないにしろ、簡単な準備をしていった方が安心して楽しめるでしょう。
普段の生活では直接触れることのない「焚火」。しかし、人の心をホッとさせ、癒す効果も。建部さんは焚火を通して火と安全に楽しく付き合う方法を伝えたいと言います。今後は家族向けのイベントを行い、子どものうちから安全な火の扱い方を学ぶ機会を作り、焚火に親しむ人をもっと増やしていきたいそうです。
焚火屋 火火
Webサイト/Twitter/Facebook/Instagram
電話番号:050-5437-6755
営業日:金曜・土曜
営業時間:17〜21時(食事タイム)、21〜23時(バータイム)
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