トンネル内でスイッチバックとか萌えるー! 隧道マニア監修の「横須賀トンネル旅」を堪能してきた【田浦編】横須賀トンネルめぐり1日旅(3)(3/4 ページ)

» 2018年12月17日 12時00分 公開
[高橋ホイコねとらぼ]

アニメ「たまゆら」の聖地・坂本隧道のトンネルカードをゲット!

 トンネルをめぐるとお腹がすきますよね。やっほー、トンネルヌードルです。横須賀市のキャンペーン中(2019年2月28日まで)は、指定されたトンネルヌードルを食べるとトンネルカードがもらえちゃうんですねー。

 伺ったのは日本料理屋の立花。大将がカウンターでマグロをさばいている本格的な料理店ながら、庶民でも入りやすい雰囲気があります。この店のトンネルヌードル「坂本隧道トンネルそば」。そばかうどんかを選べます。

横須賀 トンネル 隧道 平沼義之 立花 坂本隧道 そば おそばにしました

 麺には坂本隧道をイメージしたかき揚げが乗っています。赤レンガをイメージした桜エビと、コケをイメージした三つ葉のかき揚げです。坂本隧道は次回の連載で紹介しますが、レンガがいいんですよねー。

横須賀 トンネル 隧道 平沼義之 立花 坂本隧道 そば かき揚げ かき揚げおいしー

 さすが、もりそばを630円で出すお店。筆者がよく食べに行く300円のお店とはまるで違う。うーん、うまいっ。聞けば、そばもおつゆも自家製。だしはソーダカツオやサバブシなどいろいろなだしをミックスしているそう。カツオブシも「ペナッペナなやつじゃないですよ」と言っていました。なるほど、筆者が知っているダシとは風味が違うと思いました。

 トンネルヌードルを求めるお客さんは、週末になると3〜4組と、想像以上に来ているとのことでした。今まで訪ねたお店では「トンネルがそんなに珍しいものだったとは…」と話す店員さんが多かったのですが、立花の店員さんは坂本隧道にお詳しい。その理由は、以前から、アニメの聖地だったからなんだそうです。「たまゆら〜hitotose〜」の第1話のラストにドーンと坂本隧道と桜のカットがあるんです。アニメの聖地にもなっちゃうトンネルなんて、絶対パワーがあるはずです。行きたい―!

 坂本隧道はお店から徒歩10分くらいの場所にあります。さて、行きますか! と言いたいところですが、記事が長くなってきましたので、続きは次回の連載にゆずりましょう。大将、ごちそうさまでしたっ!

(次回予告)感動の最終回! トンネルを抜けて横須賀中央へ

 連載第3回まで来ました横須賀トンネル旅、ここまでおつきあいいただいて、ありがとうございました。残すトンネルはあと2本。レンガが美しい坂本隧道と、横須賀中央駅近くの若松隧道です。最後にトンネルカードを10枚そろえるとゲットできる “レアカード”の情報もお伝えします。

 坂本隧道といえばレンガ。平沼さんに教えてもらってから、レンガの積み方が気になるようになりました。普段歩いているときでも、ふと「このレンガの壁は年代物かも?」と、ついつい足を止めてしまいます。次回はそんなレンガの積み方知識もお届けしちゃいますよ。次回もお楽しみにー!

「第2弾 横須賀トンネルカード」 キャンペーン

実施期間:2018年10月6日(土)〜2019年2月28日(木)

対象店舗:市内10店舗

主催:横須賀集客促進実行委員会(横須賀市、横須賀商工会議所、京浜急行電鉄)

公式サイト:ここはヨコスカ「第2弾横須賀トンネルカード」

監修:平沼義之氏 プロフィール

千葉県松戸市生まれ、東京都日野市在住。TV出演で注目を集めている廃道&隧道愛好家、フリーライター。WEBサイト「山さ行がねが」主宰。

「国道? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究」「廃道踏破 山さ行がねが」シリーズ(いずれも実業之日本社)などを執筆。最近は、廃道や隧道をテーマにしたトークイベントやツアーガイドも行っている。

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