1年中いちご狩りが楽しめる施設が横浜にあるって知ってた? 東京ストロベリーパーク体験レポ(2/3 ページ)

» 2019年01月23日 11時50分 公開
[ねとらぼ]

年中いちご狩りが楽しめるオール電化ハウス「STRAWBERRY FARM」

ファーム画像

 本丸ともいえるいちごファームは、施設に隣接した広さ約3000平方メートルのハウスです。めっちゃカッコイイ! 東京電力ならではのオール電化のハウスで、イチゴを育てるための環境をコントロールする自動制御技術を導入し、通年栽培を可能にしているようです。

ハウス ハウスのお客さん控室

 ハウスに入るといちごの苗がお出迎え。ちっちゃなお花がかわいかったです。奥の農園に入る前に控室があり、まずはそこでいちごの取り方などのレクチャーを受けます。日によって摘むのに最適な品種が変わるため、どの品種がとれるかは当日になるまで分からないそうです。栽培されているのは「とちおとめ」「よつぼし」「あきひめ」「UCアルビオン」の4種。「UCアルビオン」は耳なじみがありませんが、酸味があり、ハマった人はずっとUCばかりを食べるようになるんだとか。ショートケーキの上に乗せるいちごにも使われているそうです。

ハウス とにかく広い

 いちご狩りは摘みたてを好きなだけ食べられるコースと、自分で摘んだいちごを持ち帰りできる「お持ち帰りコース」(ハウスの中では食べられません)があり、30分の完全予約制です。「お持ち帰りコース」は、約300グラム入るカップをもらって、その中にいちごを摘んでいきます。

各コースのカップ 左が摘んで食べる用のカップ。右が持ち帰り用のカップ

 いざハウスの奥へ。広大なハウスの中で、4品種で約2万株ものいちごたちが栽培されている風景は「すごい……」と声が漏れてしまうほどでした。また、足元が土ではなく、床であることも驚きでした。土耕ではなく高設栽培のようです。ピンヒールでもいちご狩りが楽しめちゃうってすごい。

施設はピンクを意識しており、火災報知器までピンクという凝りよう。

 いちごを摘むのは難しくなく、茎を中指と人差し指で挟むようにして、いちごを軽く握り、手首をスナップさせるように手前にちぎれば、簡単にとれるとのこと。小さいお子さんでもできますね。また、いちごは先端の方が甘いので、ヘタ側から食べるとそのおいしさを十分に味わうことができるそうです。

バリアフリーでも楽しめる バリアフリーエリアがあり、車いすでもいちごを摘める

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