大人の皆さん、「平均」の意味ちゃんと分かってますか? 大学生の4人に1人が間違えた“小6レベルの算数問題”(2/2 ページ)
» 2019年03月26日 12時00分 公開
[ねとらぼ]
回答
- 身長が163.5センチよりも高い生徒と低い生徒は、それぞれ50人ずついる
- 答え:×
- 100人の生徒全員の身長をたすと、「163.5×100」で16350センチになる
- 答え:○
- 身長を10センチごとに「130センチ以上で、140センチ未満の生徒」「140センチ以上で150センチ未満の生徒」……というように区分けすると、「160センチ以上で、170センチ未満の生徒」が最も多い
- 答え:×
(大学生数学基本調査より)
※答えが「×」になる問題は、反証となる「一部の数値が突出しているグラフ」などがイメージできれば解けるとのこと。
別の学力調査では「平均を求めさせる典型的な計算問題は、理系高校生の9割超が解ける」という結果が出ており、「大学生数学基本調査」の報告書では「平均を計算することはできるが、平均の性質や意味が分からない層がかなりいると思われる」と考察されています。残念ながら、社会に出てからも役立つ知識は、むしろ「平均の性質や意味」の方かもしれませんが……。
学部、偏差値などによる正答率。アルファベットは偏差値によって学校をランク付けしたもので、「国公立大学のS群」は90%超が正解。反対に「私立大学のC群」は、半数が誤答だったとのこと。また、学部による差もはっきり現れています(「大学生数学基本調査報告書」概要版より)
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ニュースなどでよく見る表現も、意外と分からん……。
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