ニュース
» 2019年04月05日 09時00分 公開

とある“暴言レビュー”に対するアプリ開発者の回答が話題に 「ぐうの音も出ないほどのド正論」と称賛集まる

やめよう、罵倒レビュー。

[戸部マミヤ,ねとらぼ]

 ショッピングサイトやアプリストアなどでしばしば問題になる「暴言レビュー」問題。そんな中、ある開発者による「暴言レビュー」への回答が「ぐうの音も出ないほどのド正論」などと話題になっています。


暴言レビュー 話題になったレビューとその対応


 毅然とした対応で注目を集めたのは、鉄道ファンのための記録アプリ「乗り鉄撮り鉄」。「三江線が廃線になってねーぞ!!」という暴言レビューに対し、「あなたの今後の人生のために、社会人として必要なアドバイスをして差し上げましょう」とやさしく(?)諭しています。


暴言レビュー 訪れた路線や思い出の写真を管理できるアプリ「乗り鉄撮り鉄」

 アドバイスの1つ目は、「他人を疑う前に自分を疑う」こと。そもそも「三江線が廃線になってねーぞ!!」という指摘でしたが、実は最新のデータではとっくに反映済みで、投稿者はつまり、古い路線データを見て「廃線になってねーぞ!!」と叫んでいただけということになります。「やるべきことをやらずに他人に責任転嫁して文句を言うのはいただけません」と開発者。

 2つ目は「問題が生じた場合は、サポート宛に直接連絡を取って対応を依頼したり指示を仰ぐ」こと。表示されるまで時間がかかるレビュー欄よりも、アプリ内のメール機能で直接メッセージを送った方がよりスピーディーですし、より的確なアドバイスを得ることができます。

 そして3つ目は「他人に敬意を払う」こと。投稿者が他のアプリにも同じような投稿を行っていることを指摘しつつ、「自分が見識のない赤の他人からいきなり同じような言葉を投げかけられたらどう思いますか?」「無料で配信されているアプリにすら感謝せず、不平不満を挙げ連ね、アプリ開発者に敬意を払わない姿勢はいただけません」と開発者。さらに、もしも上記3点を理解できないのであれば、そんな人に「このアプリを使用する資格はない」とも断言しています。

 この回答が話題になると、Twitter上では「開発しているものは自分の子供みたいなもんだから、難癖つけてくる奴から守るの大切だよねぇ」「使う側にもモラルというものがある。何でも文句を付けていいという風潮はそろそろ終わりにしよう」「めちゃくちゃ正論で見てるほうもなんか気持ちいい」など、称賛の声が相次ぎました。



 ねとらぼでは開発者のShinichi Tanimotoさんにコンタクトを取り、なぜこのような回答を書き込んだのか聞いてみました。

 Tanimotoさんによると、こうした「暴言レビュー」は以前から「まれにありました」とのこと。今回の回答の真意を尋ねると、「レビューに対しては可能な限り真摯に向き合うことをポリシーとしています。また回答にも記載した通り、投稿者の今後の人生を案じ、的確なアドバイスが必要だという判断から返信を行いました」と語りました。

 Tanimotoさんはまた、「事実に基づかない内容や、投稿者の誤認に基づく内容、無関係な内容の投稿がしばしばなされることがあり、投稿者の誤解を解くためにも、またレビューを閲覧する利用者の誤解を解くためにも、返信機能の実装は多くのアプリ開発者の要望でした」とも語ります。App Storeの場合、開発者がレビューに返信できるようになったのは比較的最近のことで、昔に比べれば「以前より状況は改善されていると思います」とTanimotoさん。また、現在はレビュー閲覧者のリテラシーが向上しており、低評価レビューによる悪影響は少なくなってきているとも。しかし「レビュー欄の品位、秩序」という視点で見れば、依然問題が解決したわけではありません。

 併せてTanimotoさんは、こうした「暴言レビュー」を投稿することについて、次のように警鐘を鳴らしています。

「App StoreやGoogle Playにはさまざまなレビューが投稿されていますが、名誉毀損や侮辱、偽計業務妨害などに相当する内容のレビューについては、全てのアプリ開発者が然るべき措置を講じる権利があります。返信のない投稿や、掲載され続けている投稿は単に、『アプリストア運営者やアプリ開発者が何もしていないだけ』であり、法的リスクもあるということを理解したうえで、自分の発言には責任を持ち、レビューの投稿を行っていただきたいと思います」(Tanimotoさん)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2112/01/news155.jpg 高嶋ちさ子、ダウン症の姉とさだまさしのコンサートへ 笑顔あふれる3ショットに「姉妹で素敵」「癒やされました」の声
  2. /nl/articles/2112/01/news182.jpg アイドルが「虚偽の発言」「繋がり行為」など複数の違反行為 ファンのため“卒業”を提案するもブロック→解雇へ
  3. /nl/articles/2112/02/news012.jpg 年末年始は特に注意! 空き巣未遂にあった実体験漫画に「怖い」「気をつけないと」
  4. /nl/articles/2112/01/news186.jpg 「私の留守中に着払いで」藤本美貴、秘密の買い物が夫にバレる 庄司智春の粋な対応に反響「ミキティにメロメロじゃ」
  5. /nl/articles/2112/02/news121.jpg 「俺、死ぬな」 はじめしゃちょー、5日続いた39度の熱で救急病院へ 4キロ減した“意外な原因”に「みなさんも気をつけて!」
  6. /nl/articles/2112/02/news081.jpg 「凸してきたお前に困惑」 朝倉未来「1000万円企画」巡る週刊誌取材を非難 一般人の母親“激撮”へ「ヤバすぎる!」
  7. /nl/articles/2112/02/news098.jpg 竹原慎二、“ガチンコ”2期生・藤野と18年ぶりの大ゲンカ ピー音連打の不穏な現場に「待ってました」「完全にあの頃の二人」
  8. /nl/articles/2112/01/news118.jpg 渡辺美奈代、公開した自宅リビングが広すぎて“お姫様のお部屋” ゴージャスな部屋へファン「センスまで抜群」
  9. /nl/articles/2112/01/news020.jpg 「キレッキレ!」「何回見ても笑えるwww」 白柴犬の激しすぎる後ろ足の動きに国内外から大反響
  10. /nl/articles/2112/01/news015.jpg 人斬りが仕事の男が化け狐に懐かれて…… “悲しい化け物”の漫画に胸が苦しくなる

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」