「こういうところに感動してしまう」 沖縄「ゆいレール」駅ホームにあるの自動スロープがすごいと話題に リモコン操作でスッと展開

ホームにスロープが埋め込まれている……!?

» 2019年09月27日 15時00分 公開
[大泉勝彦ねとらぼ]

 沖縄県内の那覇空港駅から首里駅を結ぶモノレール「ゆいレール」のバリアフリー対応が「素晴らしい」「安全で良い」とTwitterで話題になっています。

 注目を集めているのは車椅子の夫をもつというAya(@aYa0528)さんが投稿した動画。動画では、モノレールの車両から駅ホームへ移動するまでの様子が収められています。

ゆいレールバリアフリー対応ゆいレールバリアフリー対応 駅員さんがリモコンを操作するとホームからスロープが出現
ゆいレールバリアフリー対応ゆいレールバリアフリー対応 跳ね上がったスロープの先端部からさらにせり出す
ゆいレールバリアフリー対応ゆいレールバリアフリー対応 ホームと車両の段差が解消されスムーズに降車

 スロープの跳ね上げは、駅員がリモコンを使って行います。リモコンを操作すると、ホームの床に埋め込まれたスロープがグッと持ち上がり、スロープ先端の黄色の部分がせり出してホームと車両の段差を解消するという仕組みです。

 このリモコン式自動スロープは「ラクープ」という製品で、京急ファインテックが開発したもので、以前は京急でも使用されていました。

 Twitterでは「ホームドアと一緒に全国で導入するべき」「ハイテク」という反応がある一方で、可動部が多いため故障しやすいといった理由などから、現在は京急では使用されていません。

 ゆいレールの終着駅である首里駅では、乗降用のスロープが固定式に改修され、駅員の立ち会いが不要になったといいます。駅員さんに手間を掛けさせたくないと感じている方でも、安心して乗降できるようになりました。

 2003年に開業したゆいレールは那覇市内から空港へのアクセス路線として活躍するだけでなく、エレベーターを全駅に設置し、車内には車いす用のスペースも設けるなど、バリアフリー対応にも注力しています。身近に助けを必要とする方がいないとなかなか気づけない部分も、Twitterを通して改善策を探っていくことが大切だと気付かされます。

ゆいレールバリアフリー対応 しっかり車椅子スペースが用意されています(画像:ゆいレールの公式Webページ

 ちなみに、ゆいレールは2019年10月に首里駅から浦添方面の「てだこ浦西駅」まで延伸開業し、2020年春にはSuicaをはじめとする交通系ICカードが利用可能になるなど、さまざまな方面で今後の動向に期待の路線です。

大泉勝彦

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」