ぼ、ぼくが知ってる平面交差と違う……。
オーストラリアの鉄道平面交差が「え、ホントにこれでいいの?」「うそ、こんな方法なのかよ」と珍しい光景で、目からウロコです。

アイルランドのYouTubeチャンネル・topautosが、オーストラリアにある線路の珍しい平面交差の様子を紹介しています。
確かに線路が交差しています。でも、左右方向の線路が上下方向の線路の「上」に覆い重なっています。これでは上下方向を走る列車は走れません。私らの知っている平面交差、十字に交わる「ダイヤモンドクロッシング」(関連記事)とは違うよ……。
実は左右方向の線路は「跳ね橋」のように開くのです! うほぉぉ、なるほど。これで上下方向の列車が通れます。跳ね橋のように、使うときだけ線路の上げ下ろしで解決。ピコンと直立した線路もなんだかかわいい……! 鉄道にもこんな機構があるんですね〜。


左右方向の線路は小ぶりな列車が通過します。サトウキビを運搬するための列車とのこと。上下方向の線路はクイーンズランド鉄道で、旅客列車や貨物列車を運行しています。
それにしても、小ぶりなのにめまいがしそうなほど長い貨車です。数えてみると65両編成でした。サトウキビを大量かつ効率よく運ぶために必要なのでしょうね。


なぜダイヤモンドクロッシングではなく、こんな手間がかかりそうな機械式の機構なのでしょう。ダイヤモンドクロッシングは騒音が大きく(参考記事)、列車の速度に制限がかかるなどの課題があるためです。他方を跳ね橋式にすることで、上下方向のクイーンズランド鉄道線に影響を及ぼさずに解決できます。
ちなみに、日本にも類似した装置があります。保守車両が使用する「横取装置」です。普段は営業線とつながっていない保守車両の基地から車両を出し入れするときに、営業線の上に専用の部品を被せて使います。
