発見に期待！ ニコ生で太平洋戦争中に沈んだ米潜水艦「アルバコアの海底探索」を生中継

うぉぉぉー！【更新】2021年6月末に延期。

[カナブンさん，ねとらぼ]

　北海道恵山沖に沈んでいるとされる米国の潜水艦「アルバコア」を探索するプロジェクトが、ニコニコ生放送で配信されます。放送は2020年8月26日8時から。

ニコニコ生放送で放送される沈没潜水艦探索プロジェクト「アルバコアを探す生中継」　2020年8月26日8時から

　アルバコア（USS Albacore／SS-21 ）は第二次世界大戦中の1944年11月、北海道の恵山岬灯台沖合で触雷して海底に沈んだとされている米国の潜水艦です。

　探索は、浦環（うら たまき）教授率いる日本の調査チーム「ラ・プロンジェ深海工学会」（関連記事）。ラ・プロンジェ深海工学会は、2017年に長崎県五島列島沖に沈んでいた旧日本海軍の潜水艦「伊58」（関連記事）などを特定、2018年にも日本海の若狭湾沖で「呂500」を発見しました。

　調査はマルチビームソナーを取り付けた小型船とリモート操作の無人船の2艘で挑みます。マルチビームソナーで海底の地形を計測し、沈没位置周辺の海底の出っ張りを探し出しながらターゲットを特定。ROV（遠隔操作の無人潜水機）を海底に潜らせ、水中カメラで船体を撮影するといった探索作業の様子を生中継します。

2017年に長崎県・五島列島沖で海底にブッ刺さった「伊58」を発見し、特定した

浦教授がまたやってくれました！　若狭湾の海底から潜水艦「呂500」発見　伊121、呂68も確認

米国潜水艦「アルバコア（SS-218）」（ ラ・プロンジェ深海工学会サイトより）

小型船とリモート操作の無人船の2艘で探索（ ラ・プロンジェ深海工学会サイトより）

調査に参加する第十八 仁栄丸（ ニコ生サイトより）

水中ロボットで海底の様子を撮影（ ニコ生サイトより）

函館の恵山沖が探索ポイント（ ラ・プロンジェ深海工学会サイトより）

　プロジェクトでは、クラウドファンディングサイトのacademistで支援も募っています。

academist「自律航行無人船と無人潜水機で沈没艦アルバコアの姿に迫る」で支援も募る

（カナブンさん）

【更新 2020年8月4日 11時】感染症拡大を鑑み、探索を2021年6月末に延期。

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