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» 2020年10月18日 12時00分 公開

「断れば口コミ悪く書く」 Go To Eat不正利用に飲食店が悲痛な訴え 予約受けた食べログを取材(1/2 ページ)

問題をどのように捉えているのか、食べログを運営するカカクコムに取材しました。

[ねとらぼ]

 10月1日より開始した「Go To Eatキャンペーン事業(オンライン飲食予約の利用によるポイント付与)」の不正利用者に嘆く飲食店のツイートが注目を集めています。

 店内で有料の試飲やおつまみを提供している日本酒専門店「名酒センター」では、「10人で予約した事にしてくれ」と不正利用への協力を迫られ、店側が断ったところ「口コミを悪く書く」と脅迫まがいの事を言われたといいます。

 今回のケースは未遂に終わったものの、運営側は問題をどのように受け止めているのでしょうか。農林水産省および予約に使われた「食べログ」に取材しました。




画像提供:名酒センター

 居酒屋チェーン「鳥貴族」を利用した通称“トリキの錬金術”が問題になるなど、飲食店を救う施策のはずが余計なトラブルも呼び込んでいる「Go To Eatキャンペーン」(関連記事)。

 このたび話題を呼んだ名酒センターは、「失われた期間を取り戻すため、藁(わら)にもすがる思いで参加しましたが、いろんな人がでてきますね。ただただ悲しいです」と思いを吐露しました。

 鳥貴族、名酒センター共に現在はGoTo対応のネット予約プランを新設し、「席だけの予約」を撤廃する形で問題に対応しています。こうした状況を受けネット上では、迷惑行為に発展しかねないキャンペーン内容や、店舗側に自主的な対応を求める運営の姿勢に対し批判が集まっています。弁護士ドットコムの取材に応じた農林水産省が「違法ではなく、理論上はありえること」とコメントしたことも波紋を投じました。

 ねとらぼ編集部の取材に対し、「食べログ」を運営するカカクコムは以下のように回答しています。

――名酒センターからの報告について把握していますか。また、このような利用方法についてどのように認識していますか。

カカクコム 今回お問い合わせをいただいた件について、食べログとしても把握しております。「予約はしたけれども、都合が悪くなって来店できなくなった」というケースは通常起こり得ますので、予約人数と来店人数が異なることのみで問題となることはございません。

 しかしながら、例えば意図的な来店人数の水増しや架空予約などは本キャンペーンのルールや法律に違反するもので、問題があると言わざるを得ません。

 なお、不正利用に該当すると食べログにて判断した場合には、ポイントの付与中止、失効及び利用停止対象の措置を講じることもございます。

ポイントの付与条件の詳細につきましては、「キャンペーン適用条件」欄に記載のとおりです。 該当ページをご案内いたしますので、ご参照いただければと存じます。

――今後何か対策をする予定はありますか。

カカクコム 10月16日、キャンペーンに参加されているお店に対して、お問い合わせいただいたような事案に関するご注意のお願いと、ご相談窓口のご案内を差し上げました。

 弊社ではコロナ禍において大きなダメージを受けた外食産業が再び活性化されるよう、引き続き、本キャンペーンの適切な運営に取り組んでまいります。




 食べログではすでにキャンペーン参加店向けの相談窓口を開設しているとのこと。適切な利用がますます活性化し、飲食事業者・消費者双方が笑顔になれるよう祈りたいところ。なお、ねとらぼでは農林水産省にも取材を行っており、回答があり次第追記を予定しています。

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