稲作アクションRPG「天穂のサクナヒメ」の農業パートがガチすぎる 「農林水産省のQ&Aが攻略サイトに」「大丈夫!全農の攻略本だよ」(1/2 ページ)

一時はTwitterのトレンドでPS5よりも上位に。

» 2020年11月13日 17時25分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
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 11月12日発売のゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」(Nintendo Switch/PS4/Steam)の農業要素がガチすぎるとTwitterで話題を呼び、同日発売のプレイステーション 5を食う勢いです。「農林水産省のQ&Aサイトが攻略の参考になる」ってどういうことだよ!


サクナヒメ 「米は力だ!」は、ゲームの全てを物語る名キャッチ

 同作は豊穣神の子であるサクナが、失敗の罰として鬼が支配するヒノエ島の調査を命じられ、人間とともに暮らすアクションRPG。鬼と戦う探索パートと、稲作をする米づくりパートがあり、育てた米と探索で得た食材を料理して食べると、一時的に能力が上がるシステムがユニークです。


サクナヒメ 探索パートは横スクロールアクション。農具をふるって戦います

サクナヒメ 冒険を支える稲作。田起こしから精米に至るまでの全工程が細かく再現されている

サクナヒメ 収穫を料理してパワーアップ

 そしてこの稲作がかなりの本格仕様。田起や種籾(もみ)の選別に始まり、田植えのあとは施肥に草取り、稲が実れば刈り取って干して脱穀・精米と、全工程が細かく再現されています。「種籾を沈めた桶に泥や塩を混ぜることで、比重が軽く低品質な種籾を選別できる」とか、「害虫駆除のために田へクモを放つ」とか、そんなゲームある?


 豊作のためには苗を植える間隔や肥料成分のバランスも必要で、Twitterでは「ガチすぎる」「難しい」「不作だとアワやヒエを食べることになってひもじすぎる」など、苦戦するプレイヤーが多数。「なぜゲームでも(田んぼの)窒素リン酸カリの塩梅をみなきゃならんのだ」と嘆くリアル農家や、現代の生産者にあらためて感謝する人など、さまざまな反応で盛り上がりを見せています。

 ゲームは大手米卸の神明グループが連携していたり、日本農業新聞が記事化したりと、農業界でも注目を集めている様子。農水省のサイトが攻略wikiになり得ると聞いて全農公式Twitterも反応し、オンラインの解説冊子を案内しています。


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