「185系」で行く千葉県“レトロ鉄道”ツアー JR東日本千葉支社、小湊鐵道、いすみ鉄道が共同企画 9月4日実施（1/2 ページ）

185系＋3社タッグ、おぉぉーこれは胸熱……！

[大泉勝彦，ねとらぼ]

　これはちょっと胸熱です……！　東日本旅客鉄道（JR東日本）千葉支社、小湊鐵道、いすみ鉄道の3社が、2021年3月に定期運行から引退した185系電車（関連記事）で巡る日帰りツアー「185系で行く『久留里・いすみライン』号／『国鉄ドリーム』号／『里山ドリーム』号」の3プランを共同企画。2021年9月4日に開催します。

「185系電車」で巡る、3社タッグの千葉県ツアー（写真：大泉勝彦）

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　1つ目の「185系で行く『久留里・いすみライン』号」は、鉄分補給度「★★★（満点）」とする目玉プランです。

　JR木更津駅構内の普段入れない場所へ潜入し、普段乗ることのできない軌陸車やレールスターの体験乗車、木更津運輸区社員による解説付きでキハE130形を見学。さらにいすみ鉄道の国吉駅でも保存車両キハ30形の特別見学、いすみ鉄道社員による車両解説＋撮影会などを企画します。

　昔懐かしの鉄道車両を静態保存する、いすみ鉄道沿線の名所「ポッポの丘」（関連記事）にも立ち寄ります。代金は2万900円（税込、以下同。大人のみ参加可能）です。

「ポッポの丘」には引退した鉄道車両がズラリ（写真：杉山淳一）

185系で行く「久留里・いすみライン」号の行程

　2つ目の「185系で行く『国鉄ドリーム』号」は、鉄分補給度「★★」で国鉄車両好きの人に向けたツアーです。

　小湊鐵道の五井機関区で小湊鐵道社員による気動車のエンジン解説、小湊鐵道キハ40形の貸切乗車などの特別見学会、さらにいすみ鉄道の国吉駅で、保存車両キハ30形の特別見学、いすみ鉄道社員による車両解説と撮影会を実施します。

　代金は大人1万9900円、小人1万8500円です。

185系で行く「国鉄ドリーム」号の行程。国鉄車両が好きな人向け

　3つ目の「185系で行く『里山ドリーム』号」は、鉄分補給度「★」でファミリーで参加したい人向けのツアーです。

　小湊鐵道の五井駅から「房総里山トロッコ」に乗り、大多喜ハーブガーデンでオリジナルランチ、「ポッポの丘」での展示車両見学など、家族で楽しみやすい行程としました。

　代金は大人1万7000円、小人1万4000円です。

185系で行く「里山ドリーム」号の行程。ファミリー向け

　いずれのコースも、出発は185系電車を使う「団体臨時列車」で8時21分両国発、帰路も同じ185系（18時52分両国駅着）で組まれます。

　発売は7月12日。申し込みは、びゅうトラベルサービスのWebサイト「日本の旅、鉄道の旅」にて。

（大泉勝彦）

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