実は“子役出身”だった芸能人 話題作出演の4人にとっての転機や挫折の時期(1/2 ページ)

芸歴だけで見るとベテラン。

» 2021年09月28日 19時11分 公開
[のとほのかねとらぼ]
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 芸能界で幼いころから活躍している子役。しかし、意外と子役時代の活躍を知らない人も多くいます。今回は、実は子役から活躍していた俳優4人に話を伺い、芸能界に入ったきっかけから引退を考えたほどの挫折など、若くして仕事に向き合ってきた思いをまとめてみました。

西山潤 志田彩良 恒松祐里 畑芽育 子役

 話を聞いたのは、TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」に出演し、注目を集めた俳優の志田彩良さん、西山潤さん。「プロミス・シンデレラ」でさくら役を演じた畑芽育さん、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」で新しいヒロインを務めた恒松祐里さんの4人です。

西山潤さん

西山潤 志田彩良 恒松祐里 畑芽育 子役 撮影/こた

 「ドラゴン桜」のヤンキー・小橋役が思わぬ人気となり、注目を集めた西山さん。意外にもその芸歴は約15年。小学校1年生で芸能界入りを果たすと、2006年の映画「サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜」で俳優デビュー。映画「20世紀少年」シリーズのケンヂ(幼少時代)役といえば驚く人も多いのではないでしょうか。

――芸能界に入ったきっかけは?

 芸能界に入ったきっかけは、小学1年生のころに家族で恵比寿を歩いていたら、今の事務所の方にスカウトしていただいたこと。

――あなたの転機はいつ?

 やっぱりスカウトされて事務所に入ったこと。それがなければこの業界に入っていなかったので。転機と言ったら色々ありますね。作品毎回出会うたびにそれが転機ですし、その作品やらなかったら、今やっている作品もやっていないかもしれないし、毎回転機だと思っています。

――人生で一番頭を抱えた悩みは? どうやって乗り越えた?

 悩みはいろいろあります。結局は自分で乗り越えるんですが、林遣都さんや、上白石萌歌とかに毎回相談します。人に話して乗り越えますね。

――芸能界に入って学んだこと

 全部なんですけど、人間関係。

――今の立場になってよかったと思えること

 自分の芝居をして、それを見てもらえるってということ。一見普通のことですけど、やはり見ていただかないと自己満になってしまうので、テレビや舞台だったり、映画だったり、人々に届けられるっていうのが最近すごく幸せなことなんだなと思います。

畑芽育さん

西山潤 志田彩良 恒松祐里 畑芽育 子役 撮影/こた

 二階堂ふみさん主演で9月14日に最終回を迎えたTBSドラマ「プロミス・シンデレラ」に出演していた畑さん。芸能界入りを果たしたのは1歳からで、現在19歳ながら芸歴は18年と大ベテラン(※記事執筆時点)。教養バラエティー番組「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」(NHK BSプレミアム)で7年間レギュラー出演を務めます。「女子高生の無駄づかい」の“ロリ”こと百井咲久役や「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」の仮面ライダーアバドン/ムーア役などで知名度をあげていきます。

――芸能界に入ったきっかけは?

 1歳のとき。母が時間があったからという理由で芸能事務所のオーディションを受けて入りました。

――あなたの転機はいつ?

 中学3年生のころ、真剣に「辞めようかな、このお仕事」と考えたことがあって、それをマネジャーさんに引き留めてもらったことで今お仕事が出来ています。あのとき引き留めてくださる人がいてよかったなと思いますし、今自分がお仕事をしていてよかった。

――人生で一番頭を抱えた悩みは? どうやって乗り越えた?

 仕事を続けるかどうかというときにすごく頭を抱え悩んだのですが、マネジャーさんからの助言で乗り越えました。

――芸能界に入って学んだこと

 大人との接し方。

――今の立場になってよかったと思えること

 よく自分の名前を検索することがあるのですが、畑芽育ちゃんかわいいとかいろな人に褒めてもらえること。私はネガティブなところがあるので、その人の顔は見えないですが、自分の姿を見てもらってお芝居だったり自分のことを評価してもらえる立場にいることがすごくうれしく光栄に思います。

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