実は“子役出身”だった芸能人 話題作出演の4人にとっての転機や挫折の時期(2/2 ページ)

» 2021年09月28日 19時11分 公開
[のとほのかねとらぼ]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

恒松祐里さん

西山潤 志田彩良 恒松祐里 畑芽育 子役 撮影/inori

 Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」の新たなヒロインとして登場した恒松さんは、幼稚園のころから芸能界入り。2005年にドラマ「瑠璃の島」で子役デビューし、その後、数々の学生役を多く経験します。

――芸能界に入ったきっかけは?

 親が今の事務所のオーディションを受けさせてくれて、それで入りました。そのときの記憶はほぼありません。

――あなたの転機はいつ?

 映画「くちびるに歌を」(2015年)が転機ですかね。子役からやってきてその中で一番大きな役をいただけたので、そこからオファーとかもいただけるようになって女優としての意識も変わってきました。

――人生で一番頭を抱えた悩みは? どうやって乗り越えた?

 「全裸監督」の撮影に参加するかしないかは結構頭を抱えたかもしれません。

――芸能界に入って学んだこと

自分の武器は自分!

――今の立場になってよかったと思えること

 やはり子役からやらせていただいていることもあって、なんだかんだ芸歴は長い。15年くらいやらせてもらっているので、自分の意見が言いたくても言えないっていう状況は抜け出しています。思ったことは言えるし、自分の守りたいものは守れるようになっているのでそれはよかったです。

志田彩良さん

西山潤 志田彩良 恒松祐里 畑芽育 子役 撮影/こた

 TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」の小杉麻里役として注目を集めた志田さん。宮崎あおいさんや長澤まさみさんらを輩出したファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活躍し、最近では「チア☆ダン」や「ゆるキャン△」などで注目を集めた他、10月15日公開の今泉力哉監督作「かそけきサンカヨウ」で主演を務めます。

――芸能界に入ったきっかけは?

 母が私の写真をインターネットに載せていて、それを事務所の方が見てくださって声をかけていただきました。

――あなたの転機はいつ?

 事務所に所属させていただいたとき。それまでは、結構好奇心が旺盛なタイプなので習い事とか何でもやってみたいと思ってやってみるタイプではあるんですけど、あまり長続きしなくて。でもこのお仕事をしてから辞めたいと思ったこともあまりないですし、ずっと好きで続けられているので、自分にとって本当に大切です。

――人生で一番頭を抱えた悩みは? どうやって乗り越えた?

 一回だけ、このお仕事辞めようかなと思ったときがあって、そのときですかね、一番は。高校生のとき、環境が変わって高校に入って周りの子たちがすっごい楽しそうにしているのを見て――自由に髪の毛染めたりとか――そういうのを見ていいなと、もうお仕事やりたくないかも、普通に学校毎日通いたい、と思ったことがありました。

 でもそのときお母さんに「もし自分が辞めたいって思ったら、全然辞めていいよ」と言われて、なぜかその言葉がすっごい悔しくて、「辞めていいよって言われるならやめない!」みたいな反抗心が勝ってしまって。そのときにお母さんがそう言ってくれたからこそ続けられているので、逆にお母さんが引き止めないでいてくれたのがよかったなと思います。

――芸能界に入って学んだこと

 たくさんあるんですけど、一番は礼儀。特に社会人になってからそこを意識するようになりましたし、周りのスタッフさんとか共演者の方を見ても学ぶところが多いです。

――今の立場になってよかったと思えること

 自分じゃない人生をたくさん経験できること。学生の役とかもそうですけど、本当だったらもう学生を卒業してしまっているので、きっとここからそんなに青春を味わえることってなかなかないと思うんです。みんなで必死に東大を目指すっていう青春を「ドラゴン桜」で謳歌できたので、そういう自分の人生にはないことを経験できることです。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」