宮沢氷魚×橋本愛の劇場アニメ「僕が愛したすべての君へ」、須田景凪が書き下ろし主題歌「共犯者で在れるように作りました」(1/2 ページ)
作品世界がリンクする「君を愛したひとりの僕へ」と同時公開の「僕愛」。
宮沢氷魚さんと橋本愛さんが主演声優を務める劇場版アニメ映画「僕が愛したすべての君へ(以下、「僕愛」)」が10月7日に全国公開。シンガー・ソングライターの須田景凪さんが書き下ろしの主題歌「雲を恋う」を提供した本予告映像も公開されています。
乙野四方字(おとのよもじ)さんの原作小説を基にした同作は、“並行世界”を行き来することができる世界の同じ名前の2人の少年が、それぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるラブストーリー。
同著者による小説「君を愛したひとりの僕へ(以下、「君愛」)」が織り成す作品世界とリンクし、互いを支え合う特殊な構造となっており、TikTokで紹介されたことをきっかけに累計発行部数31万部を突破しています。なお、「君愛」もアニメ映画化され、同じ10月7日に公開予定です。
宮沢さんは、夫と離婚した母親と暮らす高校生・高崎暦役を、橋本さんは、85番目の平行世界から移動し暦と恋人同士だったと語るクラスメイト・瀧川和音役を熱演。「PERSONA -trinity soul-」や「閃光のナイトレイド」などのテレビアニメを手掛けてきた松本淳さんが監督を務め、「かぐや姫の物語」や「メアリと魔女の花」といった作品に参加した坂口理子さんが脚本を執筆する他、「パンドラとアクビ」「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」のBAKKEN RECORDが制作を担当します。
「僕愛」の主題歌となった「雲を恋う」は、ブルージーなギターフレーズが光る少し切ない雰囲気の楽曲。須田さんは「最初に絵コンテを見せて頂き、既に繊細な情景や心模様が描かれていたことがとても印象に残っています」と作品に出会った際の印象を振り返り、「様々な関係性の形がある中で、共犯者で在れるように音楽を作りました」「過去が霞んで行って未来のことがわからずとも、確かなものがあると信じています」と楽曲製作時に抱いた強い思いを明かしています。
また、同曲が使用された「僕愛」本予告映像は、暦の「あのときはまだ僕たちは同じ世界にいたんだね」という意味深なナレーションからスタート。
和音から「私と付き合ってくれない?」との唐突な告白を受けて少しうろたえる姿、学生から社会人へと同じ時間を和音と過ごす姿、和音と夫婦になり死を迎える老境の姿など、暦のさまざまな人生の局面を切り取ったとおぼしき映像ととともに、暦の「世界に100の君がいて、100の僕がいたとして、それぞれの世界でそれぞれの僕が和音のことを愛している」という力強い言葉で終わりを迎えています。
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「歌うことに関して他では感じられないくらいの喜びや楽しみを見つけてしまって」
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