“あの1行”を実写化する「十角館の殺人」 奥 智哉がドラマ初主演、共演に青木崇高ら
監督「このコンビの笑顔は、作品の大事なスパイスであり、メインディッシュでもある」。
ミステリー作家・綾辻行人さんの同名小説を実写化したHuluオリジナルドラマ「十角館の殺人」(3月22日からHuluで独占配信)のキャストと特報映像&キービジュアルが一挙発表。奥 智哉さんと青木崇高さんが真相を追い求める役どころを演じることが分かりました。
江南孝明を演じるのは、「仮面ライダーリバイス」で仮面ライダーオーバーデモンズ/牛島光を演じた奥 智哉さん。2023年のNHKドラマ「大奥」玉栄役でも注目を集めた奥さん初のドラマ主演となります。
「死者からの手紙」が届いたことをきっかけに江南と謎を追い求めることになる島田潔役には青木崇高さん。その他のキャストには濱田マリさん、池田鉄洋さん、前川泰之さん。河井青葉さん、草刈民代さん、角田晃広さん。青屋敷と十角館を設計した天才建築家で、青屋敷で死亡したとされる中村青司役は仲村トオルさんが演じます。
綾辻さんのデビュー作『十角館の殺人』から始まる「館」シリーズは、シリーズ累計670万部の長編推理小説。現在はシリーズ10作目となる『双子館の殺人』が『メフィスト』(講談社)で連載されています。
『十角館の殺人』は、十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する角島に合宿へやってきた大学ミステリ研究会の男女7人が出くわす殺人事件を、島と本土という2つの舞台で描いた作品。
緻密で巧妙な叙述トリックで読者をその世界に引き込みながらも、たった1行で事件の真相を描く手法が採られ、実写化が発表された際は、綾辻さんも「どうやって実写化するの? できるの?」「アニメならまだしも、実写ではとうてい無理だろう」と映像化の難しさをコメントしていました。
奥 智哉コメント
「十角館の殺人」という世界中のミステリーファンに愛され続けている作品の実写化ということで、とんでもない作品に主演として携わるんだというプレッシャーを感じていましたが、内片監督がクランクイン前から撮影期間中もずっと僕たち役者に寄り添い続けてくださり、そのおかげでなんとか乗り越えることができました。
また、島田役の青木崇高さんからはお芝居だけでなく、人としての在り方についても教えていただき、撮影期間は学び溢れる刺激的な毎日を過ごすことができました。
素敵なキャスト、スタッフみんなで誠心誠意を込めて作った作品になっています。
原作ファンの方々には「どうやって実写化しているのか」を早く見ていただきたいですし、はじめての方には衝撃の結末を早く味わっていただきたいです。
配信スタートをお楽しみに!!
青木崇高コメント
内片監督とはもう10年ものお付き合いで、多くの作品でご一緒しています。
ある現場の立ち話で、「映像化不可能と言いながらどんどん映像化される中、本当に映像化不可能な作品は果たしてあるのか?」という内容で盛り上がったとき、監督が挙げたのがこの「十角館の殺人」でした。
時を経て、制作が決定したと聞いたとき、私は耳を疑いました。
いや内片監督、不可能なんでしょ!? と。
原作本を読んでみたら確かに……これは絶対に不可能だ。無理だ。
なぜこの作品を? まさに監督自身がミステリー。
原作を未読の方も既読の方も、「あのシーン」にはシビれるはず!
さあ、ナポレオンもびっくりの「十角館の殺人」お楽しみあれ!
内片輝監督コメント
この二人、コンビ感が素晴らしい。
同年代キャストの芝居を研究するため出番のない撮影に帯同する奥智哉の大胆さ。それでいて繊細で、撮影中の不安を正直に吐露してくれるときもあった。
何度も一緒の現場を走り抜けてくれている青木崇高には全幅の信頼を寄せていた。島田として完成度高く現場に存在してくれた姿勢には感謝しかない。
このコンビの笑顔は、作品の大事なスパイスであり、メインディッシュでもある。ぜひ注目してほしい。
(C)綾辻行人/講談社 (C)NTV
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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