やわらかいオクラを育てるために“栽培初期で必ずやるべき3つのこと”は? 「もっと早く知りたかった」「肥料って多ければ良いって思ってた」

家庭菜園に関するコツを発信中。

» 2024年06月22日 10時00分 公開
[羽野源一郎ねとらぼ]

 やわらかいオクラを育てるため、栽培の初期段階でやるべき作業を紹介する動画がYouTubeで公開されました。記事執筆時点で、この動画は31万再生を超え、4100件以上の“いいね”を集めています。

【オクラ栽培】必ずやるべき栽培初期の管理作業!

オクラを育てるコツ

 投稿したのは、家庭菜園のコツをYouTubeで発信している「宮下宮川チャンネル」さん。今回はオクラを育て始めた際のコツを紹介します。

オクラの栽培初期にやる作業 育て始めのポイントを紹介

あえて間引かない

 オクラは生育が早く、栽培の初期段階を過ぎるとぐんぐん育ちますが、小さい内は寒さや病害虫に弱く枯れやすいとのこと。この時期を乗り越えて、やわらかい実を作るためにも間引かないことが第1のポイントです。

 間引かないことで、複数の株が密集して生えている状態を維持。養分の取り合いになるので、オクラの実がすぐに固くなってしまうことを防げます。

オクラの栽培初期には間引かない 1つ目のポイントは間引かないこと
オクラの栽培初期には間引かない やわらかい実ができやすくなる

害虫対策をしっかり行う

 栽培初期のポイントの2つ目はアブラムシ対策。小さいオクラはアブラムシに狙われやすいため、見つけたら必ず撃退することが大切です。

オクラ栽培初期のアブラムシ対策は重要 アブラムシに注意
オクラ栽培初期のアブラムシ対策は重要 狙われやすいので……
オクラ栽培初期のアブラムシ対策は重要 見つけたら撃退しよう

追肥のタイミングも大事

 オクラの種をまいたり、苗を植える前には肥料を畑にまいておきます。株が育ってきたところで肥料を追加しますが、このタイミングもやわらかい実を作る上で重要となります。

オクラの栽培初期では追肥のタイミングも重要 追肥の時期と量も大事

 株の元気がなさそうだと思って早めに追肥してしまうと、葉ばかりが育ってしまう「葉ボケ」の状態になりかねないとのこと。花が咲きにくくなり、収穫量が減ってしまいます。

オクラの栽培初期では追肥のタイミングも重要 早めに与えてしまうと……
オクラの栽培初期では追肥のタイミングも重要 茎や葉ばかりが伸びるかも

 1回目の追肥のタイミングは、最初に花が咲いたころ。また、肥料を追加する時期だけではなく、施す量にも注意が必要です。

オクラの栽培初期では追肥のタイミングも重要 最初の花が咲いたところでまず追肥

 やらわかい実の作り方を紹介しているこの動画には、「追肥の時期、アブラムシ対策頑張ります」「おいしいおくらをいただけそうです。楽しみです」「めちゃくちゃ初心者ですが息子のために頑張ります」「肥料って多ければ良いって思ってた」「もっと早く知りたかったです」などのコメントが寄せられています。

 YouTubeチャンネルの他、Instagram(@miyashita.miyagawa_farm)も運営中。枝豆やニンニクを育てる際にやるべき作業を動画で紹介しています。

【ニンニク栽培】4月中に必ずやる作業!
【枝豆栽培】発芽したら必ずやるべき作業!
【春じゃが】花が咲いたらカットする?しない?摘花の意外な効果とは…

画像提供:YouTubeチャンネル「宮下宮川チャンネル」さん

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