ドイツの学生チームが開発したぶっとび鬼加速EVが世界最速記録を更新。公開された記録達成シーンに、「信じられないほどの成果」「スピード感が半端ない」と驚く人が続出しています。
ドイツの学生チームが開発した鬼速EV「E0711-11 EVO」。ゼロヒャクタイム「1.461秒」でギネスワールドレコーズに認定された(GreenTeam Uni Stuttgart e.V.より、以下同)
この鬼加速EVを開発したのは、ドイツ・シュトゥットガルト大学の学生によるチーム「GreenTeam」。製作した「E0711-11 EVO」で、ゼロヒャクタイム(停止から時速100キロへ到達するまでにかかる時間)「1.461秒」を記録し、2022年10月6日にギネスワールドレコーズに認定されました。
車体はEVとして速く走ることを追求した設計で、重量約145キロ、独自開発したインホイールモーターを備えた四輪駆動車です。出力は180kW(約244馬力)、パワーウエイトレシオ(kg/馬力)は「約0.59」。加速GはF1マシンを超える最大2.5Gに達するそうです。ロケット……かよ。
参考までに、トヨタのスポーツカー「GR86」はゼロヒャク6.3秒(関連記事)、テスラのEV「Model 3」(2モーター仕様)は同3.4秒(関連記事)、ポルシェの最新型「911 ターボS」(関連記事)やランボルギーニの過激仕様「ウラカンSTO」(関連記事)は同2秒台後半(911ターボSは2.7秒、ウラカンSTOは2.9秒)。世界屈指のスーパーカーも蹴散らせる記録です。
そんなマシンのゼロヒャク加速は……「ギュン」。やば、一瞬でした!
動画には「よくやった」「何という成果でしょう!」「速すぎて何も見えなかったww」「速すぎて笑うしかない」などのコメントが多数。2022年版の進化型「E9711-12」でさらなる記録更新にも期待です。
(カナブンさん)
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なるほど、これが天才か。