
【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年12月17日)

八ヶ岳を望みながら、E353系電車の特急「あずさ」が山を下って来ました。
「あずさ」をはじめとした中央線特急は全車指定席、「えきねっとチケットレスサービス」を活用すると、通常の特急料金(事前料金)より100円お得になります。
また、小淵沢の場合、立川から「あずさ」を利用すると、新宿よりも660円割安。
東京の西部にお住まいの方は、立川駅を上手に使うと美味しい駅弁が食べられますね。

中央線の駅弁と言えば、やっぱり小淵沢を拠点に駅弁を製造する「丸政」。
今回は、その丸政が製造する海苔弁「八ヶ岳高原ののりべん」(980円)をいただきます。
丸政では、昭和60(1985)年の「元気甲斐」登場以来、しばしば駅弁のキャッチコピーに、「うまい甲斐」「まんぷく甲斐」といったネーミングをしていますが、コチラは「ノッてる甲斐」。
海苔弁ゆえの“ノッてる甲斐”、旅は“乗り物”同様、“ノリ“も大事ですね!

【おしながき】
- 白飯 海苔 子持ちきくらげ
- 鮭の西京焼き
- 鶏肉の照り焼き
- 煮玉子
- 金平ごぼう
- 野沢菜炒め
- たくあん

黒い掛け紙を外すと、一面に敷き詰められた海苔の上に鮭の西京焼き、鶏の照り焼きをはじめ、たくさんのおかずが“ノッて”いて、食べ応えある海苔弁に仕上がっています。
ご飯は「そば屋の天むす」でもおなじみのきくらげご飯で箸が進みますが、丸政によると、より弁当に相応しいきくらげにしているとのこと。
この10年ほどで人気ジャンルとなった海苔弁、駅弁各社それぞれのこだわりがあります。

10月から11月にかけて東日本エリアで行われた「駅弁味の陣2020」では、おなじみの「そば屋の天むす(駅弁135周年パッケージ)」が、「135周年記念賞」を獲得しました。
これからの特急「あずさ」の車窓は、山に白い雪を頂いた富士山や南アルプス、そして、八ヶ岳連峰が魅力的。
人と群れない、自然たっぷり、気持ちゆったりの旅を楽しむ時代になってきています。
連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
※新型コロナウイルス感染症、Go To事業、運行状況に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸、国土交通省・観光庁のWebサイトなど公的機関で発表されている情報、鉄道事業者各社の情報も併せてご確認ください



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