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ねとらぼ
2026/10/19 06:10(公開)

37日連続の雨で何が起きた? オープンハウスの問い合わせ2割増、雨雨雨で気付いた「わが家の不満」

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 雨が続くと、外に出るのもおっくうになる。せっかくの休日も、家でゴロゴロ。そんな日が続くと、ふと「もっと広い家に住みたいなあ」なんて思うことはないだろうか。

 東京都心では、8月27日から10月2日まで37日連続で雨が観測された。気象庁によると、1886年の統計開始以降、最も長い記録だという。つい最近のことだけに、記憶に残っている人も多いのではないだろうか。

 記録的な長雨となった2026年9月。戸建て住宅を販売するオープンハウスでは、問い合わせ数が前年同月比で約2割増加した。同社の2024年のデータを見ると、雨の日の契約率は晴れの日の105%だったという。天気が悪いと家探しも進まなさそうだが、意外にもそうとは限らないようだ。

雨が続き、問い合わせが増えたという
雨が続き、問い合わせが増えたという
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雨の日の内見で分かること

 そもそも、雨の日に家を見に行くメリットとは何だろうか。例えば、通勤・通学路やスーパーまでの道の歩きやすさ、玄関前に水たまりができていないかといった点だ。雨が降っていれば、晴れの日には気付きにくいことも確認しやすい。

雨の日の内見、メリットも
雨の日の内見、メリットも
雨の日だからこそ確認できるポイントがある
雨の日だからこそ確認できるポイントがある

 洗濯物を外に干せない日だからこそ、室内干しのスペースや、洗濯機から干す場所までの動線も確認しておきたい。

 住宅そのものにも、雨の日だからこそ確認できるポイントがある。同社が挙げるのは、窓の断熱性や遮音性だ。気温が下がり、雨音も聞こえる日なら、室内の温度や外の音がどの程度気になるのかを体感できる。

 また、ビルトイン駐車場(建物の1階部分などに設けた駐車スペース)がある住宅なら、雨の日でもぬれずにクルマに乗り降りできる。子どもを乗せたり、降ろしたりするときも、雨を気にしなくていいのはうれしいところだ。

 晴れた日には気付きにくいことも、雨の日なら確認できる。住み始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、雨の日の内見は役立ちそうだ。

オープンハウスの人気の間取り
オープンハウスの人気の間取り
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「おうち時間」が家探しのきっかけに?

 では、長雨はなぜ問い合わせの増加につながったのか。オープンハウスの広報担当者は、2026年9月はシルバーウィークも雨が続いたことに注目する。外出を控えて家で過ごす時間が増えたことで、「今の住まいは少し手狭だな」「もっと理想に近い家に住みたいな」と考える機会が増えたのではないかと見ている。

 普段は仕事や外出で忙しく、家についてじっくり考える時間がない人もいるだろう。ところが、雨が続いて家で過ごす時間が長くなると、部屋の広さや収納、家事のしやすさなど、日頃は見過ごしていた不満が気になり始める。そうした時間が、住まいを見直すきっかけになった可能性もありそうだ。

 もちろん、問い合わせが増えたからといって、雨が直接の原因だとは言い切れない。住宅購入には価格や金利、家族構成の変化など、さまざまな要因が関係する。それでも、天候によって家での過ごし方が変わり、住まいを見直すきっかけになるというのは、身近な話として納得できる。

 一方、住宅を販売する側にとって、雨の日は住まいの魅力を知ってもらう、いい機会になりそうだ。長雨も、見方を変えれば“恵みの雨”なのかもしれない。

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