「エバークエストII体験記」――ひとまず最終回?:永遠の冒険(エバークエスト)がいま始まる(2/2 ページ)
ひょんなことからギルド結成! そして新たな冒険の始まり
ノーラスの地に降り立つとGongoさんから「あのーーーー」というテルが届きました。ログインしていきなりだったのでミスタイプ? かと思いスルーして様子をみると。今度は「すいませーーん」と再びテルが届きます。ふむ、どうやらミスタイプではなさそうだ。何事かと思い「なんでしょう?」と言葉を返します。なんか悪いことしたかなぁ。不安がよぎります。
話をしてみると、なんでもこの日記を見て声を掛けてきたのだとか。ふぅ、読んでくれてる人いるのねぇ……うれしいなぁ……などと一人歓喜に浸りながらしばらく会話を続けると、奇遇にもレベルが同じということが判明。せっかくだしこれも何かの縁! ちょうどグループ希望を出そうと思っていたところだし、一緒に冒険してみよう。ということになりました。
レベルは25。狩場としてはネクチュロス・フォレストかなぁ? 一足先にネクチョロス・フォレストへ移動を試みます。マリナーベルからコモンランドへ、砂漠地帯を駆け足で移動していると再び彼からテルが届きます。
なんと! こちらの予想に反して某ゾーン(事情により秘密)に来て欲しいとのこと。え? そんなところで何をするの? といった疑問ばかり。でも初対面だし詳細を聞くのもナンセンス。オイラなんかよりノーラスの地を熟知してそうだし、ここは1つすべてを託してみるか。待ち合わせとなる某ゾーンへ進路変更。
集合場所に到着すると、そこには彼と仲間の3人(Gonoさん、Galphさん、Tomikaさん)が! MMORPGのプレイ暦がどんなに長くともやはり初対面はドキドき緊張するもの。「はじめまして〜よろしくお願いします」とご挨拶。すると、「よろしく^^」や「よろしくね」といった言葉が、オイラのチャットランを埋め尽くします。たった数文字の挨拶だけど顔をあわせてこの一言を交わしただけで、なぜか気分が落ち着くというかホッとするから不思議。
グループに入り、何をするのか、この場をしきっているリーダーらしき人物の言葉に耳を傾けます。チャット欄には聴いたことも見たこともない敵の名前や情報が飛び交います。どうやらレベル上げではなくネームドモンスターを倒しに来た模様。予想外の展開に胸がワクワクしてきました。
エバクエには、一定時間経過すれば出現するものや、特定の敵を倒していくと時折出現する敵、また特定条件を満たすと出現する敵、ネームドモンスター(素敵な宝箱が出る確率が高い敵)なるものが存在します。このモンスターは通常の同系モンスターより強く設定されていていわゆるそのエリア内でのボス的存在。そのため報酬がレアアイテムだったりするからチャンスがあれば積極的に狩っていきたいモンスターです。
話を聞いていると、どうやら今回のネームドは特定条件(特定の敵を順番に撃破していく)を満たすと出現するタイプらしい。ふむふむ、まずはあの敵を倒せばいいのか。レベル25のオイラからみて緑ネーム。とはいえ、初めての挑戦だけにメンバーも慎重なご様子。オイラ自身も敵の見かけに騙された……という苦い経験もあるしなぁ。やはり慎重になってしまいます。
そんなときメンバーの1人が「緑ネームだから余裕だろ」「何もしないで帰るのもな」と発言。この一言でそれまでの緊迫したムードをかき消し、メンバー全員、気持ちの何かがふっきれた様子。さっそく戦闘を仕掛けます。しかし……。
うぉ、こちらの予想を上回る強さにメンバーが一瞬ひるみます。さすがネームドモンスターがらみの敵、そう簡単に勝たせてはもらえません。ヒロイックチェーンを多用し、なんとか撃破。ふぅ……。一同に安堵感が広がります。しかし、ホッとしてはいられません。なんと、今度は青ネームのモンスターがワラワラとポップ、そしてネームドモンスターしたではありませんかぁぁぁ。うーん、先程と同系モンスターとはいえ、今度は青ネーム。うぅっ、緑でも苦労したのになぁ。とはいえ、ここで辞めるのも……。一か八か玉砕覚悟で望みます!
戦闘開始! やっぱ、魔法レジされまくり。なかなかの強さです。メンバーのHPがガンガン減っていきます。モンスター数の多さにタンクが全モンスターのタゲ固定をするのに苦労している様子。そうこうしているうちにメンバーの一人が御臨終……。あぅ……。残されたメンバー全員、必死の抵抗。1匹づつ確実の始末していきます。
激闘の末、辛くも勝利! ふぅ……。目の前にはデッカイ宝箱が出現!! さぁどんなアイテムが出るのかワクワクドキドキ!! 箱をオープン。うぉぉぉぉぉぉぉ!! 一同、悲鳴に似た歓声が飛び交います。詳細は明かせませんが、これはなかなかの代物! 競売に出せば、そこそこの高値がつきそうです。くじ引きの結果、残念ながらオイラはゲットすることはできませんでしたが、また機会があったら是非とも挑戦したい戦いでした。
その後、Gongo家に皆さんをご招待してくれるということなので遊びに行くことに。エバクエIIでは各プレイヤーが家を所有し、仲間を招くことができるのはマニュアルを読んで知っていましたが(←キチント読んでます)、まだ一度も遊びにいったことがないオイラ、ここはお言葉に甘えてお家にお邪魔してみることにしました。
ハウスに入ると、目の前には家具が綺麗に飾られた光景が広がります。そんな初めての他人の家にちょっと戸惑いながらも席につき、しばしメンバーとご歓談。
話しを聞いていてわかったのは、ギルドメンバーではなくただのフレンドの集まりだったこと。全員赤のローブを身にまとっていたからてっきりギルドメンバーなのかと思ったよ。そんな話をしていると「ギルド作りたいなぁ」という発言が誰からとなく出てきました。そして……。
その発言をきっかけにギルド結成へと向けて動き出します。しかし、今メンバーは5人しかいません。6人いないとギルド結成はできません。どうするのかな? そんなことを思いながら話を聞いているとメンバーの1人がケイノスに1人フレンドがいるとのこと。 同じ所属国じゃなくて大丈夫なのかしら?
ケイノスに入るフレンドをシーズウェア(下水道)を使ってフリーポート東区に忍び込ませます。東区に侵入後はガードに見つからないように姿を消しギルド登録場所へ。メンバーも6人揃いました。さぁ、登録です! しかし……。
登録できない。ぐぉぉぉ……やはり同じ属性でないとギルド設立はできない模様。むむむ……せっかく盛り上がった気分も冷めてしまうかもしれない。なんとしても今ギルドを設立しなくては! というみんなの気持ちが画面から伝わります。そこで最終手段、ギルド設立、お手伝い募集中! とシャウトで呼びかけます。呼びかけること約1時間。ようやくお手伝いさんをゲット! さぁ、これでようやくギルド設立できることに。
ドキドキしながらリーダーが、再度ギルド設立NPCに話しかけると……。
モニターにギルドの誘い……(以下略)と書かれたアイコンが表示されます!! できたぁぁぁ! メンバーの歓喜の声が一斉にチャット欄を埋め尽くします。あとはケイノス側の人間がフリーポートのギルドに所属できるかどうか! メンバー全員が祈る中、ギルドメンバーランに彼のネームが!! 無事登録完了のようです。
ギルド名はスカーレット。メンバーはGalph、Gono、Tomika、Gongo、Doburokuの6人。赤ローブがこのギルドの正装です。
これまで親分(猫のペット)と寂しくホソボソと過ごしてきたノーラスライフも、これからは賑やかな旅となりそうです。これからは仲間たちと一緒に、いろんな冒険をしていこうと思います。では、ノーラスの地でまた会いましょう!
月日が流れ……
今日も、親分(猫のペット)と狩りをしています。ギルドメンバーとも別れ、最後のノーラスライフを堪能しています。エバクエII、本当にいろんなことがありました。出会い、発見、感動、喧嘩、そして別れ……人間臭いゲームだからこそ生まれる筋書きのないドラマ。オフゲーにはない面白さがエバクエIIには沢山あります。エバクエII体験記は今回をもってひとまず終了です。これからは記者ではなく、純粋なプレイヤーとしてノーラスの地を訪れていきます。これまでどおり、多くの皆さんと出会い、そして冒険をしていきたいと考えていきますので、見かけたら気軽にお声を掛けてくださいね。今までご愛読ありがとうございました。from Xero
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