大都会という迷宮を駆け抜ける、ポップでホットな爆走野郎たちの大冒険:「クリティカル ベロシティ」レビュー(1/4 ページ)
80キロ以下じゃ、タル過ぎて走れない。アクセルをちょっと踏めば、あっという間に150キロの世界。街中をハイスピードでかっ飛ばすことに特化した、まさに「暴走を楽しむ」ゲーム。ただし、主人公は正義の味方。暴走は、あくまで善良なる市民を守るためなのだ。
車と、美女と、正義を愛するナイスガイ
ドライビングゲームは、古い歴史と伝統を持つジャンルだ。まだゲームセンターにビデオゲームがなかった時代でも、車を運転するゲームは置かれていた。何と言っても、分かりやすい。車のグラフィックがあって、ハンドルがあれば、何をすればいいのか分からない人などいないだろう。
ただ、分かりやすいため、ゲーム内容が決まってしまう、という弱点もある。実際、ゴールまでなるべく速く走ること以外の目的を持つドライビングゲームは、ほとんど作られてこなかった。
この点に一石を投じたのが「グランド・セフト・オート」(以下、GTA)シリーズだ。最近では、過激な暴力性ばかりが取り沙汰されているが、このゲーム、もともとは車泥棒が警察と激しいカーチェイスを繰り広げるゲームだった。
それだけに車に対するこだわりも強く、シリーズのどの作品を取っても多彩な性能を持つ車が多数登場してくる。それらをいかに使いこなすか。車をプレーヤーが行うミッションの道具と位置づけることにより、車が主体のゲームでありながら、単に速さだけを競うのにとどまらない、豊かなゲーム性を生み出していたのだ。とは言え、犯罪者が主人公のゲームだけに、ソフトの内容すべてを容認することは難しいかもしれないが……そこに込められた革新性を忘れてはならないと思う。
今回紹介する「クリティカル ベロシティ」は、GTAが打ち出した、車を道具としてさまざまなミッションに挑む、という面白さを継承し、そこに“爆走”というキーワードを盛り込んだ作品だ。こう聞くと、ひょっとしたらものすごくヤバイんじゃないの? と思うかもしれないが、そこは心配御無用。
主人公は犯罪者どころか正義の味方だし、過激な暴力描写もない。暴走も、あくまで困っている善良な市民を助けるために、やむなくやっているのである。いや、実際には大いに趣味と実益を兼ねている気もするが、少なくとも、他人を害しようと思ってはいない。カッコつけて言えば、“悪を討つためにあえて悪を行う”義賊タイプのキャラクターだ。車を愛し、美女を愛し、正義を愛する。見た目はちょっと軽そうだが、実は頼りになるナイスガイ。それが主人公「ソール」と、その相棒「ゴードン」なのである。
追跡、逃走、破壊など、多種多様なミッションに挑め
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