マルチな展開ですが、せっかくなのでXbox 360版でプレイしてみた:「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」レビュー(1/3 ページ)
いよいよ日本でも発売となったXbox360。同発タイトルとしては、レースゲームとFPSが目立っている。その中から、ちょっとユニークな走りを体験でき、Xbox 360、PS2、GC、PCでのマルチプラットフォームで展開する「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」のレビューをお届けしよう。ほかのレースゲームと違う点はどこだろうか?
海外メーカーのレースゲームは日本で受けるのか?
国内のゲームに対して、海外メーカーが作ったゲームを俗に“洋ゲー”や“海ゲー”と表記することがある。国産ゲームとの大きな違いといえば、その難易度の高さにあると言えるだろう。とある海外のゲームメーカーに聞いたことがあるのだが、海の向こうの人々はゲームが簡単すぎるとすぐにクリアできてしまうため、それを不良品としてクレームをつけるのだそうだ。聞いた話なので、本当か嘘かは残念ながら断言できない。しかし、そうであるからこそゲームの難易度が高く、レースゲームであれば何度もプレイしないと使えない車や走れないコースが登場する、というのであれば、それはうなずける話だ。
そのような観点から、これまで洋ゲーは難しいものと相場が決まっていたこともあり、日本人としては手が出しにくい状況にあったといえる。そんな状況を変えたのが、エレクトロニック・アーツから発売されたバーンアウトではないだろうか。色づかいなどは洋ゲー特有のものがあるものの、それほど高くない難易度に、車を破壊するという明快な目的を持たせ、これまでの難しいというイメージを一新したと考えている。
今回レビューした「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」も、そういったわかりやすい流れを汲み取った、海外発日本人向けのレースゲームではないだろうかと感じ取れた。一部、洋ゲーテイストが残っているものの、Xbox360同発タイトルとしては非常に遊びやすい作りになっている。早速その詳細を見てみよう。
市街地が、そのままレースサーキットに早変わり
本作は、よくありがちな“設定されたコース上を走り、そのスピードを競う”というゲームとしては作られていない。なぜなら、舞台となるのは市街地全体なのだ。その街で、プレーヤーは15人いるモスト・ウォンテッド(最重要指名手配者)のトップに躍り出るため、違反行為の限りを車vs車のバトルで行っていくことになる。あくまでも一般市民の運転する車や建物、道路標識に警察車両などを破壊するだけだが……。
ゲームは、車を購入するところから始まる。最初のお金で愛車を買ったら、まずは思う存分市街地を走り回ろう。モスト・ウォンテッドの上位に食い込むためには、先に居座っている最重要指名手配者とレースで勝負し、勝たなければならない。だが勝負するためには、3つの条件を指定された回数またはポイント以上、満たす必要があるのだ。
1つは、ライバルたちとレースを行い、勝利を収める(バトルイベント)。2つ目は、提示された条件で警察車両とのイベントをクリアする(マイルストンイベント)。3つ目が、警察に追われながら数多くの違反を実行するか器物破損などを行い、ポイントを稼ぐ(バウンティイベント)となっている。
バトルは、市街地の所々に配置されている特定サークルに重なって方向キーの上を押すと始まり、それ以外の2つは違反走行を警察に見つかるとスタートとなる。もちろん、3つとも通常のメニュー画面から選択し、イベントを開始することも可能だ。この辺りの柔軟さは国産ゲームにないだけに、斬新に感じるだろう。
市街地にはバトルイベントが発生するサークルだけでなく、自車をチューンできるものや新車が買えるものなど、様々なタイプのものが配置されている。プレーヤーは、市街地を走り回りながら道の構成を覚え、好きなときにバトルイベントへ突入することができてしまうのだ。
ただし、信号無視や逆走などの違反現場が警察車両に見つかると、問答無用で追われる身となる。すると今度は、マイスルトンイベントとバウンティイベントが強制的に起きるのだ。この中で一番わかりやすいのが、ライバルたちとの順位を指定されたラップ数で競う、バトルイベントではないだろうか。
このイベントでは、市街地に設けられた特定のルートを、何周かして1位をゲットすれば勝利となる。1ラップごとに最後尾の車がリタイアするものや、制限時間内に次のチェックポイントまでたどり着くなど、パターンもいろいろ用意されているのだ。ライバルカーも事故ってくれたりするので、ミスをしても挽回できれば1位はゲット可能。というか、1位以外では先に進めないので、必然的にトップをとる必要があるわけだが……。少なくとも、よほどの事がない限り後述する自車のカスタマイズをそれなりに行っていれば、多くても数度のプレイで1位は獲得できる。そんなに構えなくても大丈夫だろう。コースも、市街地を利用しているため、随所にショートカット可能な場所が用意されている。スピードを競うレースでも、単純に走るだけではないところが面白いといえるのだ。
ただ、ショートカットの入り口に標識となる緑のランプがあるものの、それほど分かりやすいとは思えなかった。しかも、意識し出すと、単なる壁の緑色までショートカットの入り口に見えるから困ったもの。やはり、ライバルカーの動向をある程度チェックしておき、その後をついていくという形でショートカットを覚えるのがいいと感じた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」