ヒルズに濃い地底ディグダグゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(4/4 ページ)

» 2006年02月23日 16時33分 公開
[ゲイムマン,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

「ゲームセンターあらし」には出てこないけれど……

 というわけで、ネタ優先で記事を構成してみたが、そのためディグダグについて肝心なことをいくつか書きもらしてしまった。最後にここでまとめて書くことにしよう。

ディグダグのモリは、薄い壁なら突き抜ける。

画像 壁の向こうの敵を膨らませる技が「陰険打ち」。ただしファイガーの火も、薄い壁を突き抜けるので注意

敵を途中まで膨らませれば、通り抜けることができる。

画像 膨らませて通り抜けて上から岩を落とすとか、挟み撃ちに遭った際に膨らませて通るとか、いろいろ使える

BGMはディグダグが移動している間だけ流れ、止まるとBGMも止まる。

敵は残り1匹になると地上へ逃げる。

画像 追いついて少しでも得点を稼ぎたいが、追いつけない場合は、近くの地面を掘って数十点でも稼ごう

「ゲームセンターあらし」に出てこない。

 伝説のゲームマンガ「ゲームセンターあらし」には、同じナムコのギャラクシアン、パックマン、ラリーX、ワープ&ワープが出てくるのに、ディグダグは1回も出てこない。

 ディグダグが発売されたのは1982年で、当時の「あらし」は壮大なSFストーリーを中心としていた“後期あらし”の時代。実在のゲームはほとんど登場しなかった。

 もっとも、あらしのライバルのひとり“ゲーム歯医者”が開発したという設定で、エイリアンが迷路の壁を食い破って進む「平安京エイリアン」が登場している。ディグダグの発売より前の話だが、敵のほうが地面を掘って道を作る、ディグダグの逆バージョンといえるかもしれない。

「ミスタードリラーグレート」に登場する。

 「ミスタードリラーグレート」において、ディグダグの主人公“ディグダグ”が、「ミスタードリラー」シリーズの主人公、ホリ ススムの父親として登場する。

 さらにここで、ディグダグの本名が「ホリ タイゾウ」だったことが判明する。

 現代のゲームにこういう形で登場するということは、ディグダグというゲームが今でもその存在感を失っていないことの証明にほかならない。

 ディグダグは、PS2「ナムコミュージアム アーケードHITS!」に収録されるなど、新しい機種で楽しむことが可能だ。

 さらに、近年になって新作も登場している。

 ディグダグの続編といえば長年、「ディグダグII」(島に杭を打ち込んで、陸地もろとも敵を落とす)しかなかったが、昨年ニンテンドーDSで「ディグダグ ディギング ストライク」が発売された。「ミスタードリラー」シリーズの外伝的作品で、ディグダグことホリ・タイゾウが、主人公に返り咲いている。

(C)1982 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED

取り上げてほしいなつかしゲー募集

思い出のあるゲームについて、ゲイムマンと語ってみませんか? あのゲームが好きだったのに今はもう手元にない、けどもう一度見てみたい! とか、俺が好きだったこのゲームを紹介しないなんて許せない! というあなた。是非こちらから、取り上げてほしいゲームをリクエストしてください。

ゲイムマンがblogを開設!

ゲイムマンのblog「砧公園秘密基地」へ遊びに来てみませんか? コメント・トラックバックをよろしくお願いします!

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」