「メタルギアソリッド4」「Elebits」など約40の最新タイトルが公開――コナミブース:東京ゲームショウ2006(1/2 ページ)
コナミデジタルエンタテインメントはPS3で開発中のメタルギアシリーズ最新作「メタルギアソリッド4 ガンズオブパトリオット」の最新情報を公開した。また、その他のPS3タイトルやWiiの「Elebits」など約40のタイトルを展示。イベントでは一歩も動けないほどに。
今年のコナミデジタルエンタテインメントは、「メタルギアソリッド4 ガンズオブパトリオット」をはじめ、「CODED ARMS ASSAULT」、「麻雀格闘倶楽部 全国対戦版」などプレイステーション 3用ソフトを前面に押し出すブース展開となった。Wii用ソフト「Elebits」は特設コーナーやステージでのデモンストレーションに留まるも、上記したタイトルには黒山の人だかりができていた。特に分刻みでステージイベントとインタネットラジオを行き来する小島秀夫監督のいるところは這い出る隙もないほどの盛況ぶりを見せた。
「CODED ARMS ASSAULT」では常に対戦イベントを行い、実際に電脳世界での戦闘を体験してもらうことに注力。実況ブースとステージをつないでのイベントも行われた。また、「麻雀格闘倶楽部」関連でも特設コーナーが設けられ、「麻雀格闘倶楽部 全国対戦版」を使用しての4人打ち対戦をプロ雀士を招いて行われた。来場者はプロと打てるチャンスとあって長蛇の列を築いていた。23日には二階堂姉妹や灘麻太郎氏が登場。その打ち筋に注目が集まっていた。
そのほかにもXbox 360での発売も楽しみな「ワールドサッカー ウイニングイレブン」シリーズは多機種で展示。ポップンやビーマニなどの音ゲーモノの試遊コーナーには30分待ちの列ができていた。変わり種ではアクションフィギュアとオンラインゲームの融合を果たした「武装神姫」の特設コーナーも。
コナミブースでは、メタルギア関連イベントを連続して開催するステージと、ゲーム大会やその他タイトルのイベントなどを行う両面2つのステージが設置されていた。23日には、Elebitsのデモを行う「エレビッツみつけてつかまえステージ」や「武装神姫」ステージ、「ときめきメモリアルONLINE」のインターネットラジオ公開録画、「第2回 実況パワフルプロ野球日本一決定戦 全国決勝トーナメント」などが催され、その度に多くの来場者が詰めかけた(「CODED ARMS ASSAULT」のゲーム大会、およびゲーム紹介はこちらの記事を参照)。
「MGS4」の最新ムービーが公開。新情報も続々判明
コナミデジタルエンタテインメントは東京ゲームショウ2006の同社ブースにて、プレイステーション 3用ソフト「メタルギアソリッド4 ガンズオブパトリオット」(以下、「MGS4」)の最新ムービーを公開するとともに、同作に搭載される新擬態システム「オクトカム」を紹介した。
オクトカムとは、スネークが装着しているスーツが周囲の環境に合わせて色や模様、形を変え、擬態(カムフラージュ)によって敵の目から隠れることができる新兵器のこと。最新ムービーではスネークが随所でオクトカムを使用し、難関を突破するシーンが確認できた。ステルスアクションというジャンルを切り開いた同シリーズにとって、オクトカムはゲームの核となる重要なシステムになることは間違いない。
イベントでは、シリーズの生みの親である小島プロダクションの小島秀夫監督と、小島監督とともに監督と脚本を勤める村田周陽氏がステージに上がり、トークショウの形式で進められた。まず、昨年の東京ゲームショウで公開されたムービーと今年のE3で公開されたムービーが紹介されたあと、いよいよ最新のムービーが公開された。
ここで改めて、これまで紹介されてきたムービーがいわゆるCGムービーではなく、PS3の実機映像であることが確認されたほか、E3で公開された映像が「MGS4」のオープニングとして使われる予定であることが明らかにされた。最新ムービーはおよそ9割が実際のゲームプレイ中の映像とのことで、より実際のゲームに近い内容となっていることも注目すべき点だ。「1年前はPS3がどのようなものか手探りの状況であったが、現在はPS3がどういうものなのかやっと分かってきた。これで行けるという確信が得られたので、あとは作り込むだけだ」(小島氏)という心強いコメントも聞かれ、同作の順調な開発ぶりを伺わせた。
最新ムービーの内容は、中東と思われる国に単身潜入したスネークが、オクトカムを駆使して敵勢力の兵士や新メタルギア「月光」と戦うというもの。スネークがオクトカムを使用して敵をやりすごしたあと、背後から敵に襲いかかるシーンや、オクトカムで銅像になりすますシーンなどは、これまでのメタルギアシリーズとはまったく異なるゲーム性を感じさせる。オクトカムは、従来のメタルギアシリーズに登場したステルス迷彩と概念は似ているが、完全に透明になるステルス迷彩とは違って地面や壁に密着している必要があるため、いつ、どこでオクトカムを作動させるかが潜入を成功させるためのポイントになりそうだ。
従来のメタルギアシリーズと決定的に違うのは、スネークが潜入しているのは2つの勢力が戦闘を繰り広げている場所であるということ。つまり、スネークが潜入する前から戦闘状態下に置かれているため、戦場にいるという雰囲気が格段にアップしているのだ。ムービー中でも交戦を続ける勢力の間にスネークが割り込み、双方の兵士を倒していくシーンが見られた。
従来の周りはすべて敵というシンプルな状況とは違い、戦場が2つの勢力の争いによって刻々と変化していことも「MGS4」ならではの要素である。最新ムービーではドラム缶に隠れながらの移動などのメタルギアらしいシーンも見られ、シリーズのファンにとって新しさと懐かしさを感じる内容となっていたのも印象的だ。また、これまでのムービーではオールドスネークと呼ばれる白髪のスネークのみが登場していたが、最新のムービーでは若返った(?)黒髪のスネークが現れるシーンもあった。オールドスネークのまま物語は進むのか、それともオールドスネークは仮の姿なのか、非常に気になるところだ。なお、「MGS4」の最新ムービーは小島プロダクションの公式サイトで公開されている。
新しい隠れんぼの創造から生まれたオクトカム
メタルギアシリーズは、正面から敵と戦うのではなく、できるだけ隠れて敵をやり過ごすというのがテーマとなっているゲームである。「メタルギアソリッドというのは隠れんぼのゲームで、ステルスアクションというジャンルを作りました。MGS4は前作までとは違って新しい隠れ方をします。これまでは、体全部を隠せるような場所に隠れていたのですが、普通追っ手はロッカーの中とか机の下などは必ず探すんですよ。だから、視界には入っているけど、注意されないような場所に隠れるのが一番いいんです。例えば柱があったら、これまでは柱の陰に隠れるという方法でした。MGS4ではオクトカムを使って柱そのものに擬態をして、柱の前に立って隠れるという隠れ方になります」(小島氏)。隠れんぼの達人を自負する同氏によると、隠れんぼの達人は人を錯覚させるのがうまく、人の心理をつくのが本来の隠れんぼであるという。
なお、オクトカムとはオクトパス(タコ)とカムフラージュから作られた造語である。なぜタコかというと、実はタコはカメレオンよりも擬態がうまく、環境に合わせて形までも変えてしうまう動物なのだそうだ。「タコは一番隠れんぼがうまい。スネークはタコです(笑)」(小島氏)。イベントでは実際にタコが擬態で姿を隠す様子も放映された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
-
「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
-
「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
-
たまりがちなスタバ紙袋、リメイクで予想外の“便利グッズ”に大変身 580万再生のアイデアに「天才かよ」「素晴らしい……」
-
「これは思わず……」 田舎のホビーオフに1万5400円で売っていた“まさかの商品”に仰天 「何でも売ってる」
-
50代女性、尋常性白斑によりホワイトヘアに→ばっさりショートにすると…… 誰もが見惚れる姿に「どハンサム」「本当にカッコ良すぎ」
-
「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
-
“緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
-
「こんなものも売ってあるの?」 ホビーオフに13万2000円で売っていた“まさかの商品”に「超欲しい」
-
「さすがに不快」 PARCO「ラブベリ」展でファッションモデルの“ほぼ全裸”投稿に批判 主催者「削除依頼している」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
- 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
- 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
- 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
- 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
- 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
- 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
- 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
- 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
- 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
- ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
- 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
- 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」