“進化”した「アイドルマスター」の魅力を、プロデューサーに聞いてみました:「アイドルマスター」インタビュー(2/3 ページ)
アーケード版から生まれ変わった「アイドルマスター」
――では、変更点について伺います。Xbox 360で追加された新キャラクターの星井美希は、どのようにデザインされたのでしょう?
小野田 まず、アーケード版の9人の先輩に対して、美希は言うなれば“新参者”ですよね。インパクトが少ないと、新キャラクターであるにもかかわらず、彼女たちの中に埋もれてしまう。なので、既存キャラクターよりも強烈なインパクトを持たせることにしました。目立つ個性はなんだろう……と考えた結果、金髪だったり、グラマーだったり、という設定が決まっていったのです。ポーズも他の子より大きく見せてアピールさせたり。とにかく突出するようにしましたね。
――システム面での変更点はあるのでしょうか? アーケード版よりも敷居は下がった印象を受けますが。
坂上 ええ、結構変更していますね。アーケード版は「○週までにファンを○人集める」という目標を、次々と達成していくシステムでした。達成できないとゲームオーバーになります。でもXbox 360版は、52週間と遊べる期間を固定しました。
簡単になったように思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。アーケード版では、ゲーム中の1ターンである1週という単位で、レッスンと営業(コミュニケーション)が両方できました。でも、Xbox 360版では、どちらか片方しかできないようになっています。これによって、スケジュール調整の戦略性はより高まったと思います。アーケード版をやりこんだファンの方でも、新鮮な気持ちで遊べると思いますよ。ただし、営業、レッスン、オーディションをバランス良くこなしていくという基本的なプレイスタイルには、変わりありません。
このようにシステムを変更したので、今までとは違ったプレイも可能になりましたね。例えば、プレイ期間中は一切レッスンをせず、ずっと営業(コミュニケーション)を行ってアイドルたちとの会話を楽しむ、なんてプレイも可能です。ファンを集められるかどうかはまた別の話ですが(笑)。営業だけでは女の子のテンションも下がってしまいますし。
――レッスンは変わりましたか? アーケード版ではタッチパネルを採用していましたが……。
坂上 基本的には同じですね。Xbox 360版はコントローラーでの操作になったので、レッスンは遊びやすくなったかな? Xbox 360のボタンは、カラフルに色分けされているので、対応するボタンが覚えやすいというメリットもありますね。
小野田 あと、ファンから送られてくるプレゼントの内容も一部変更しました。アーケード版では、受け取ったアイドルのテンションが大きく下がってしまう“不幸のメール”があったのですが、再検討した結果、削除しました。
――オーデションにも変更はあるのでしょうか?
坂上 アーケード版では、オーディションになかなか合格できないという意見を結構聞きましたので、“合格範囲は1位から4位まで”や“興味ゲージが減らずに審査員が帰らない”といった、条件がやさしい特別なオーデションを多数追加しました。ただし、楽なオーディションばかりではなく、“審査員のゲージが見えない”といった条件の厳しいオーディションも追加してあります。
――オーディション攻略のカギとなる流行イメージは、プレーヤーの好みが反映されるのでしょうか。例えば“ダンス”が好きなユーザーが多ければ、流行イメージが“ダンス”になる、とか。
坂上 オンラインで他のプレーヤーの傾向を反映させると、どうしてもどれか1つに偏ってしまうんです。なので、ある程度バランスよく流行が変動するように調整しています。この辺は、アーケード版と一緒ですね。
――オーディション合格後のお楽しみでもある、TV出演にも変更点はありますか?
小野田 TV出演では、アイドルがカメラに向かってアピールするのですが、Xbox 360版では、任意のタイミングでアピールできるようにもなりました。もちろん、アーケード版と同じくアイドルにまかせることもできます。
また、2人以上のアイドルでユニットを組んだとき、歌のパート分けを行うのですが、このとき“サビの部分で女の子にカメラを近づけさせる”というように、カメラワークの編集も可能になりました。あと、TV出演したときの動画を、1つ保存することもできます。オンラインであれば、ランキング上位のプレーヤーの動画を見ることもできますよ。
――ああ、Xbox 360版は、オンラインランキングにも対応しているのですね。
小野田 ええ、総合ランキングに加えて、“ダンスマスター”や“ボーカルマスター”という具合に、各ジャンルごとのランキングを30位まで見られます。アイドル別のランキングも用意していますよ。
坂上 あとは、TV出演時に写真を撮影できるのですが、このときのカメラのフレームも変更しています。アーケード版では縦長のモノだけだったのですが、横長の写真も撮影できます。このとき撮影した写真は、5枚まで保存することが可能です。
――このアピールの指示も含めて、プレーヤーの立場はマネージャー的な部分もありますよね。
坂上 そうですね、アイドルを育てるということをひとまとめにして、“プロデューサー”としています。普通、オーデション中にプロデューサーが「そこだ!!」なんて言いませんからね(笑)。
小野田 マネージャーでも言わないですよ。「静かにしてください」とか怒られて、つまみだされます(笑)。
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