連載
» 2007年12月17日 00時00分 公開

列車を降りたら100画面分の広い島「チャレンジャー」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(3/3 ページ)

[ゲイムマン,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

意味深なトラップが次々と

 4つめの洞窟へ向かう途中の橋を過ぎれば、かなり楽になる。モーリンが出現するからアイテムが出やすいし、お助けキャラの「まっとうくじら」が現れる確率が高い。

 でもその先には、文字どおりの落とし穴がある。「ミステリーゾーン」と名づけられた場所に迷い込むと、そこから出られなくなってしまうのだ。ミステリーゾーン内には4つの穴があるが、入ってしまうとミスとなり、チャレンジャーの残り人数が減ってしまう。ある程度敵を倒して、ある条件を満たせば脱出できるらしいが、タマがいっぱい襲ってきてすぐやられてしまうので、その条件が確認できなかった。

 こういうワナはこの先にもある。入ると即ミスになる偽物の洞窟。考えなしに歩いているとそこへ行きついてしまうので、途中で抜けられる道を探さなくてはならない。こう書くと何となくアドベンチャーゲームっぽい。

 あと、終盤にある巨大なアリジゴク。近づくとどんどん中心の穴に引き込まれ、落ちてミスとなってしまう。ただしパワーソードを取れば、チャレンジャーがスピードアップするので、抜け出せる可能性がある。

画像 まっとうくじらが出ている間、チャレンジャーの体力が回復する。ナイフやパワージュエルで消えるので注意
画像 いかにも何かありそうなミステリーゾーン。だがどうやら本当に何もないみたいだ
画像 アリジゴクのあたりは敵の攻撃も激しいので、敵を避けているうちに巻き込まれることが多い

 そして灰色のピラミッドに入り、シーン4へ。シーン4は固定画面のアクションゲーム。岩から岩へ飛び移り、ドン・ワルドラドにナイフを4発たて続けに撃ち込めば、倒すことができる。

 その後、マリアのもとへ駆け寄ればシーン4クリア。このときジャンプすると下に落ちてミスになるので注意。エンディングは特になく、すぐに2周めが始まるところも、この時代のゲームらしい。

画像 タマの猛攻をかいくぐり、やっと到着、プレシオドランドのピラミッド
画像 わたしはドン・ワルドラドに接近するタイミングを誤って、シーン4で2、3回ミスしてしまった

いまだにミステリアスなゲーム

 「チャレンジャー」は、“4ステージでループする”という従来のアクションゲームの枠組みを残しつつ、100画面分のマップを入れたため、アクションとRPG、アドベンチャーを混ぜたような、独特な雰囲気の作品になっている。「リアルタイムアクションアドベンチャー」というキャッチフレーズは、言い得て妙である。

 ゲームが“得点重視”から“シナリオ重視”へと移りつつあった時代ならではのゲームといえる。それだけに、似たタイプのゲームがあまり存在しない。だから今でもよく語られるのかもしれない。

 裏技も多い。わたしは「ゲームセンターCX」の本の第2巻で知ったが、例えばシーン1で列車の先頭に立ち、BGMに高い音で「カンカン」と鳴ったらすぐ、敵に当たらないようにナイフを投げる。これを4回繰り返すと、空にクジラが出現し、チャレンジャーがシーン1の間だけ無敵になる。

画像 シーン1で無敵になる裏技を実行。このクジラが出て、チャレンジャーの色が変われば成功だ
画像 ナイフの効かないタマやバル(雷雲)も体当たりで倒せる。バルを倒すとなぜかカラ(ガイコツ)になる

 ほかにも、シーン1でマリアの頭上でジャンプするたびに100点入るとか。シーン2で同じ敵を16匹倒すと出現する、空飛ぶクジラを倒すと残り人数が1人増えるとか。モーリン、オジーズ、ピタロボの順に倒すと、次に洞窟に入るまでパワーソードを持った状態になるとか。シーン3でタイムを80秒以上残してクリアすると100000点入るとか。

画像 わたしでも難易度8でクリアできたのだから、攻略法さえ知っていれば、決して難しいゲームではない

 今ではネットを調べると、たいていの裏技は載っている。ただし、やり方や効果、あるいは技そのものの有無までが、いまだ正確に分かっていないものもある。発売から22年も経っているにもかかわらず、まだ謎が残っているという点が、このゲームの神秘的な香りを強めている。

 「チャレンジャー」に続編は出ていないが、ゲームボーイアドバンス用ソフト「ハドソンベストコレクションVol.3」に収録されている(「迷宮組曲」とのカップリング)。携帯電話にも移植されており、さらに、Wiiのバーチャルコンソールや、i-revoでダウンロード販売されている。入手しやすくなったので、かつて挫折した方も、もう一度クリアを目指してプレイしてみてはいかがだろうか?

●取り上げてほしいなつかしゲー募集

思い出のあるゲームについて、ゲイムマンと語ってみませんか? あのゲームが好きだったのに今はもう手元にない、けどもう一度見てみたい! とか、俺が好きだったこのゲームを紹介しないなんて許せない! というあなた。是非こちらから、取り上げてほしいゲームをリクエストしてください。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  2. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  3. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」
  4. おばたのお兄さん、“高額”ギャラ明細を写真で公開 「こんなに稼いでるんですね!」
  5. 仲村トオルと鷲尾いさ子の長女・美緒、23歳の誕生日に姉妹ショット 親譲りの美貌&175センチの長身
  6. ゴマキ弟、朝倉未来との瞬殺試合に「抵抗してるつもりだった」 “怪物”がメッタ打ちする姿に妻ショック隠せず 「息できなかった」
  7. 店で急に話しかけてくる“なれなれしいオタク”は「逃げて正解」 アキバで勧誘に遭った漫画に「自分も出くわした」と反響
  8. 朝倉未来、1000万円ストリートファイト批判へ反論 一部挑戦者の大けがに「それくらいの覚悟は持ってきているでしょ」
  9. 広田レオナ、12キロ増なデビュー時代の姿を公開「鼻も埋没していった…」 6月には激細姿に焦りも「脚が棒みたい」
  10. 工藤静香、次女・Koki,が腕を振るった“ゴージャス朝食”を公開 過去には「私より上手」と料理スキルを絶賛

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「本当色々あったけど、おかえり」 市川海老蔵、義姉・小林麻耶との再会を胸いっぱいに報告
  2. 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  3. 葉月里緒奈、美人な元マネジャーと“再会2ショット” 「共演した俳優さん達は私ではなく彼女を口説いてました」
  4. 田中律子、美人な23歳娘とランチデート 2ショットに「本当に親子!? 姉妹だよ〜」「そっくりで美しい」の声
  5. 「やりました!」ニッチェ近藤、半年間で10キロ減量に成功 ダイエット前後の写真に「すごい」「勇気もらいました」
  6. 板野友美、エコー写真とそっくりな娘の顔出しショットを公開 ぱっちり目の美形な姿に「こんな美人な赤ちゃん初めて見た」
  7. 木村カエラ、夫・永山瑛太と“意外な場所”で出会って驚き 「連れて帰りました」報告にファンほっこり
  8. 戸田恵梨香、水川あさみと同様に長文公開 「私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけください」
  9. docomo×進撃の巨人キャンペーンの商品「リヴァイ兵長フィギュア」が悲惨な出来だと話題に → 公式が謝罪「対応方法を検討しております」
  10. 加護亜依、「エヴァ」綾波レイのコスプレ姿に絶賛の声 体形くっきりのプラグスーツ&歌唱に「流石は元トップアイドル」