遠呂智復活の黒幕はおまえか? 「無双OROCHI 魔王再臨」

「無双OROCHI 魔王再臨 プレミアムBOX」も発売されることが決定したPS2ソフト「無双OROCHI 魔王再臨」の黒幕が判明した。今回、遠呂智をよみがえらせようとくわだてるのは……。

» 2008年02月22日 14時12分 公開
[ITmedia]

平氏の棟梁が黒幕か?

 コーエーが4月3日に発売するプレイステーション 2用ソフト「無双OROCHI 魔王再臨」では、今作から参戦する時代も世界も飛び越えた英傑が登場する。ひとりは平氏の棟梁・平清盛、そして仙界の若き俊才・太公望だ。清盛は遠呂智復活を目論む首謀者であり、太公望はそれを阻止せんと立ちふさがる。本作の根幹に関わる重要人物のようだ。

 清盛は、遠呂智復活のためにありとあらゆる世界から英傑を呼び寄せようとしているらしい。ほかにどんな英傑が呼び寄せられているのか気になる。

平清盛
平安時代末期の武家平氏の棟梁。遠呂智の力に魅入られた、禍々しさの漂う怪僧。謀略に長け怪力を誇る、文武両道の豪傑。遠呂智同様、自分に挑んでくる強者との戦いが楽しくて仕方ない。落雷のような口調で周囲を威圧する。半妖怪化してなお、そのカリスマ性は失われていない。遠呂智復活を目論む首謀者であり、その目的のためにありとあらゆる世界から英傑を呼び寄せ、彼らの力を利用しようとする。平清盛によって、今また新たな乱世が巻き起ころうとしていた。武器は背丈ほどもある巨大な数珠。これを自在に振り回し、敵を殴打する。また、この数珠を利用することで異空間からさまざまな自然現象を呼ぶことができる

太公望
仙界の住人。外見は華奢な美少年である。策謀好きで頭脳明晰だが、自信過剰なところがある。芝居がかった尊大な口調が特徴。難儀な性格だが、礼節を忘れず、また遠呂智復活阻止への思いが真摯なものであることも手伝って、周囲からの信頼は篤い。遠呂智復活を阻止するために異世界に降り立ち、その途上で劉備率いる蜀軍と出会う。初めは劉備達を上手く利用することばかりを考えていた太公望だったが、ともに行動していくうちに人間の弱さと強さを理解し、その力を徐々に信じるようになっていく。武器としては釣竿型宝貝(ぱおぺい)を用いる。宝貝から放たれた仙術球は地の底に沈んで力を蓄積し、一気に吊り上げることで膨大な破壊を伴う仙術兵器となって炸裂する

 ちなみに今回、謎のキャラクターも公開されている。イノシシのような頭を持つ異形のクリーチャーや、容ぼうは忍者のようだがそのカブトの奥に光る目がひとつしかない怪しい戦士など、その存在自体が謎。はたして彼らはどう関わってくるのだろうか?


 また、新たに戦場が追加されている。真・三國無双や戦国無双でおなじみの戦場もあれば、神話に登場する場所までさまざまだ。しかし、どこもかしこもおどろおどろしく変ぼうを遂げている。

エン州
溶岩の河によって南北に二分されたステージ。南は濮陽城の攻防を主軸とした防衛戦になっている。北は戦国時代と融合した地形になっており、溶岩の炎で赤く染まっている
桶狭間
寡兵の信長が見事な奇襲で今川義元を打ち破った日本史上もっとも有名な戦場の1つ、桶狭間。かつて義元を苦しめた山道に、本作ならではのアレンジを加えている
祁山
五丈原、天水にほど近い位置にある祁山は、かつて司馬懿が篭もり諸葛亮と相対した場所。守りに適した頂上、それを攻める麓。狭い山道を駆け上がり頂上の支配権をとった者が勝敗の鍵を握る

司州
長安、洛陽などの要所を含む司州。闇夜の黒と溶岩の赤が綺麗な夜景ステージになっている
石亭
かつて陸遜が曹休を追い込むために利用した道も、世界の融合によって様変わり。道の両脇には黒こげた鳥居が立ち並び、桜の花びらが舞い散る幻想的な風景となっている

「無双OROCHI」といえば、ありえない時代を超えた夢の共演といえる。曹操と信長が並んで語らうなど、誰が予想しようか。こうした歴史のifを楽しむことができるのも魅力といえる。今回も「無双OROCHI」らしいドラマが待っている
「無双OROCHI 魔王再臨」
対応機種プレイステーション 2
ジャンルタクティカルアクション
発売予定日2008年4月3日
価格(税込)7140円
プレイ人数1〜2人
(C)2008 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.

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