連載
2008年02月26日 14時29分 更新

ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」:

「ファミリートレーナー」の舞台を走る (2/3)

「ジョギングレース」で気軽に皇居一周

 さて今回のメイン、「ジョギングレース」である。「アスレチックワールド」や、その後に出た「ランニングスタジアム」が短距離走なのに対して、「ジョギングレース」は長距離走をゲームにしている。

画像 スケボーに乗ってる間は休めるかと思いきや、障害物を避けなければならないので、横へのジャンプが案外多い

 コースはアメリカ西海岸と皇居一周の2つ。西海岸の方は障害物マラソンで、コース上のパイロンやオイル、ほかのランナーなどを左右によけながら走る。路上にはアイテムも落ちていて、特にスケートボードが便利。障害物にぶつからない限り、走らなくても前に進めるのだ。1区間3キロで、全42.195キロを走り切るとクリア。最後まで走るとスタジアムが出てくるらしい。

 だがわたしは、最初の3キロをクリアできなかった。ゲーム内のランナーには体力ゲージが設定されており、障害物などに当たると減っていく。これが0になると、プレイヤーの体力が残っていても、ゲームオーバーになってしまうのだ。もともとランナーの体力が低く設定されている上に、障害物の位置が手前か奥かが分かりづらくて、……というのは、クリアできなかった言いわけである。

 もう1つのコース「皇居一周ジョギング」は、ゲーム的要素なしのガチンコランニング。走る距離または時間を設定して、二重橋前からスタート。5000メートル走るとちょうど1周となる。

 序盤から景色の変化が多くて楽しい。皇居外苑を出て巽櫓(たつみやぐら)前を過ぎ、桔梗濠(ききょうぼり)、大手濠に沿って走る。大手門と平川門の間に、銅像らしきものが見えたが、あれは何だろう?

画像 内堀通りからよく見える位置にある巽櫓は、ゲームの画面でも目立つ場所に出てくる
画像 謎の銅像らしき物体。この少し手前には、地下鉄の駅らしきものもあった

 体の動きは、はるか昔に流行した、足踏み式のルームランナーに乗って走っているような感覚。でも景色が動く分、飽きずに長時間続けられる。ドラえもんのひみつ道具に、“未来のルームマラソン”というのがあったが、それに近い。そういやプレイステーションで、ステッパーコントローラを踏んで操作する「ハッピーダイエット」(トワイライトエクスプレス)というソフトもあったなあ。

 さてスタートから10分。平川門を過ぎたあたりから、早くも疲れが出始め、景色を見る余裕がなくなってきた。竹橋を渡り、北の丸公園の南側を通って乾門(いぬいもん)へ(マニュアルでは「田安門」と書かれていたが誤り。表示されるマップや風景を見ると、北の丸公園の北側へは行っていないことが分かる)。

 ここまで来ると、淡々とただ走っていることが快感になり、なんかやめられなくなる。これがランナーズハイというやつか?

 スタートから21分50秒、半蔵門を過ぎると、桜田濠が延々と続く。景色は単調になるが、今度はほかのランナーとの競り合いに興味が出てきた。“前のランナーにくっついて体力の消耗を防ごう”などと考えるようにもなってきた。レースゲームじゃないから、抜こうが抜かれようが関係ないんだけれど。

画像画像 後ろの建物は国会議事堂だろうか? 確かにこちらの方角にあるが、かなり遠くなので、実際に議事堂が見えるかどうか
画像 自分と同じくらいの速さのランナーがいると、長時間並走することになって、走るペースの目安になる

画像 二重橋前でちょうど5000メートル。しかしこのコースは二重橋からちょっと離れているはずだが、こんなにはっきり橋が見えるのだろうか?

 1周5キロを35分09秒で完走。途中あまり休みを挟まなかったが、思っていたより疲れなかった。もちろん多少は息が上がったが、ゴール後に倒れ込むようなこともなかった。

 これで自信をつけたので、実際に皇居一周を走って、ファミリートレーナーで走ったのと同じようなタイムが出るかどうか試してみよう。あと、「ジョギングレース」に描かれている皇居の風景が、実際の風景をどの程度再現しているのかもチェックしたい。

[ゲイムマン,ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.