ソフトウェアダウンロードのススメ――Steam編:あれこれ迷わないためのダウンロードゲーム講座(1/3 ページ)
PCゲームをプレイしたことのある皆さん「ゲームのディスクをプレイするたびに入れ替えるのがめんどくさい!」、「いろいろな種類のゲームをお店へ行くことなくダウンロードしてプレイしたい!」と思ったことのある人もいるだろう。そんな人のために今回は全世界で1500万人以上の人に使われているPCゲームダウンロードサービス「Steam」の魅力について紹介していく。
「Steam」を使いこなして、PCゲームライフを満喫!
前回までの「あれこれ迷わないためのダウンロードゲーム講座」では、コンシューマー機のダウンロードサービスを紹介してきたが、今回はPCゲームのダウンロードサービス「Steam」について。全世界で1500万人を超えるユーザーを数える大人気サービス、あなたは知っていましたか?
「Steam」とは、FPS(主観視点のシューティングゲーム)の「Half-Life」シリーズや「カウンターストライク」シリーズなどのメジャータイトルをリリースしているValveが開発したPCゲームのダウンロードサービス。初めのうちは取り扱っているタイトルが少なかったが、続々とパブリッシャーやデベロッパーがSteamに参入。id Softwareからは「Quake」シリーズや「DOOM」シリーズの人気タイトルなど、Epic Games,Inc.からは最近も新作がリリースされたばかりの「Unreal」シリーズなどが配信されるようになり、国内メーカーではカプコンの「Devil May Cry 3 Special Edition」や「鬼武者3」も取り扱われるようになった。
Steamサービスを使用するには、公式サイトでクライアントのインストールから始めよう。Steam公式サイトは一部日本語にも対応しており、ページ下部にある、ドロップダウンリストより使用言語の選択ができる。ページの左側にある「Steamを今すぐ入手」の項目をクリックすると、ダウンロードのウィンドウが開く。インストールはウィザードの手順に従って、IDやパスワードの設定をすればOK。あとは自動でSteamクライアントが起動し、Steamにログインされる。
Steamクライアントの機能には、ダウンロードしたゲームを管理・プレイするだけでなく、インスタントメッセンジャーによるテキストチャットやボイスチャット、ゲームに招待にして遊べるフレンド機能や、グループ単位でコミュニケーションが取れるコミュニティグループの作成・参加などさまざまなサービスが用意されている。また、今まではPCゲームをインストールする際にシリアルキーを求められ、手間がかかる事が多かったが、Steamではダウンロードしたタイトルは購入したアカウントと紐付けされているので、Steamにログインができれば、どのPCでも自分が購入したタイトルをプレイできる(同じアカウントでの同時接続は不可)。
さらに、プレイ時にオンラインに接続していればゲームのパッチが適用されていないか自動でチェック、インストールしてくれるので、自分でパッチを探してインストールする手間も省ける(今までのPCゲームは、わざわざダウンロードページを探さなければパッチを当てられなかったり、場合によっては国内用ページにパッチがアップされていなかったりすることもあった)。ソフトウェアのバージョンによっては、起動できないタイトルもあるので、Steamのクライアント、ゲーム共に最新の状態に更新するよう心がけよう。
他にも、Steamはパッケージ販売と比べて、安価にゲームを購入できる点や、日本ではパッケージ販売されなかったタイトル、店頭で見かけなくなった懐かしのタイトルも取り扱っているといった特徴もあるので、昔遊んだゲームや手に入らなかったゲームを探してみるのもいいかもしれない。
Steamクライアントをインストールすれば、後は簡単ダウンロード
Steamのゲーム購入方法は、クレジットカード、PayPal、ClickandBuy、デビットカードでの決済に対応している。現在、350以上ものタイトルを扱っているSteamだが、海外のサービスなのでやはりゲームの説明やゲーム中は英語の表記になっているものが多い。ただし、半分近くのタイトルは無料の体験版が用意されており、英語が分からなくても1度プレイしてゲームの大よその内容や操作感が理解できるか試せるのであまり問題はないだろう。また、ゲームの説明画面の中には、いくつか日本語訳されているものがあるが、これは有志がボランティアで翻訳してくれているものだ。翻訳プロジェクトに興味のある方はSteamのサポートページを1度見ていただきたい。
Steamでは「The Orange Box」をはじめとして「Valve Complete Pack」や「Source Premier Pack」など、複数のタイトルを合わせたお得なパッケージも販売されている。「The Orange Box」のパッケージは「Half-Life 2」や、「Team Fortress 2」、「Portal」など、7つものタイトルがセットになって39.99ドルと個別で購入するよりも44.96ドルもお得になっている。他にも、期間限定の値引きや、週末のみダウンロード・プレイが無料になるタイトルもある。
ダウンロードの手順は購入したいゲームのページで「購入」のボタンを押すと、Steamクライアントが起動し、ウィザードが現れるので、あとは手順に従ってクレジットカード情報などを入力すれば購入完了となる。購入したゲームはSteamクライアントの「マイゲーム」の項目で管理でき、ゲームのインストールやアンインストール、起動などが可能になっている。Steamのタイトルには、国別のリージョンコードが設けられていて、ゲームによっては地域制限で購入できないタイトルがある。
一部のタイトルには、一定の条件をクリアすると解除される実績機能があり、プレイ時間によって「スペシャリスト」や「ゴッドハンド」などプレイヤーに与えられる称号もある。これらは自分だけでなく他のプレイヤーからも分かるようになっている。
SteamはMOD(ユーザーが作成したゲームモードや、キャラクター外装など)のダウンロードを扱っている点も特徴の1つだ。MODを利用するにはベースとなるゲームが無くてはいけないので、どのタイトルを使用するのか事前に確認すること。
また、最近、Steamのチャット機能を利用して知人やSteam関係者を装い、アカウントを抜き取るサイトへのアクセスを促すメッセージが送られてくる事件が多発している。この送られてきたURLのサイトにアクセスするとIDとパスワードの入力を求められ、これに入力してしまうと他人にIDとパスワードを盗まれ不正に利用される「アカウントハック」の被害にあってしまう。見知らぬ相手からのメッセージには気をつけ、定期的にパスワードを変更するよう心がけよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」