コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,富山県福光署はゲームソフトなどを許諾なくインターネットにアップロードしていた横浜市港南区の会社員男性(23歳)を,著作権法違反の疑いで4月23日に逮捕したと発表した。アップロードされたソフトは,アクセスしただれもがダウンロードできる状態になっていたという。
この会社員は,イタリアの無料サーバスペースなどにビジネスソフトやゲームソフトなどを権利者に無許諾でアップロードした上で,アメリカの無料サーバスペースに開設した自作のホームページで公開していたもの。
会社員のHPには約50タイトルのソフトが記載されており,逮捕時までに約77万回のアクセスがあった模様。福光署の捜査員がサイバーパトロール中にこのHPを発見。同署では,プロバイダーの通信記録などからこの会社員を特定し,4月23日に会社員宅を家宅捜索し,パソコンやCD-Rなど150点を押収した。
コンピュータソフトウェア関連の公衆送信権侵害事犯の摘発は富山県警初で,全国でも7件目となる。
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