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岩田氏「月額課金制ゲームに任天堂は興味ない」
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2003年8月8日 |
任天堂戦略発表会において岩田社長は，「月にいくらかの定額をもらう……，というビジネスモデルは，一般化するものではなく，娯楽としては非常にハードルは高いと思う。無料の地上波テレビに対して，多チャンネルのデジタル衛星放送が普及しないのはこのためだ。月額課金制のゲームに対して，任天堂は興味はない」と言い切った。
「娯楽にこうした手法（月額課金制など）を導入するのには，あまりにもまだ議論が足りてないままだと思う。確かにこうしたビジネスは存在するが，それがイコール任天堂のビジネススケールを支えるほどのものになりえるか？ というと，それはない」（岩田氏）。
こうして，ネットワークビジネスに関して見解を述べた後，岩田氏は，月額料金などいらない形でのネット活用ビジネスやそのための環境が整わないと，任天堂はネットワークビジネスに参入することはないとした。
「ブロードバンドは確かに急速に普及してきているが，任天堂は世界を相手に商売をしている。いつになるのかわからないブロードバンドの世界的普及を待つつもりも今はない」とコメントした。
[SOFTBANK GAMES]
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