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GBA SP絶好調! 従来型併せ今年度5000万台超
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2003年8月8日 |
任天堂・岩田社長は「任天堂 経営方針説明会」の壇上で,自社商品を取り巻く環境について報告した。
まず「携帯ゲーム機の市場は非常に順調に推移している」とし,GBA SP(右写真)が大きく伸びている点を強調。「この8月にはSPだけで月産200万台強に到達する勢いで,今年度の発売目標は従来型とSPとを併せて2000万台だったが,年度末には5000万台を大きく超える見通し」と報告。
岩田氏は「この7月は,北米でSPが約9万台/週,従来型GBAも約3万台/週,欧州もSPが約5万台/週,従来型GBAが1.5〜2万台/週売れている」とワールドワイドでの好調ぶりをアピールした。
ソフトでは「ポケモン ルビー&サファイア」が世界的に大成功を収めたことを報告。「欧州では7月25日に発売され,約82万本を出荷した。これは3月に北米で同ソフトを発売したときの出足に劣らない勢いだ」と,今後も大いに期待できるとことを伝えた。
その「ポケモン ルビー&サファイア」は,7月末時点で日本で468万本,北米で297万本,欧州では176万本,豪州でも11万本となっており,既に総計950万個を超えている。岩田氏は「今年中に世界累計で1000万個を大きく超える水準に到達するのは確実」と胸を張り,欧州では「ポケモン」の発売に伴って,GBA本体の販売量も平均5割程度伸びたこと例に出し「GBAは今もなお順調に加速している状況にある」とまとめた。
そしてGAMECUBEの報告に移ると,岩田社長の自信に満ちた表情が一転して険しくなった――(別記事へ続く)。
[SOFTBANK GAMES]
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