ゴムをビヨーンと引っ張ると音が鳴る! 楽器「GOMUSICA」がクセになる:インタラクション2012
ゴムを伸縮させて演奏する楽器「GOMUSICA」を「インタラクション2012」で見てきた。エクササイズしているような感覚で、クセになりそうだ
» 2012年03月19日 12時39分 公開
[笹山美波,ITmedia]
ゴムを伸ばしたり縮めたりして演奏する楽器を紹介しよう。「インタラクション2012」(日本科学未来館・3月15〜17日)で展示されていた「GOMUSICA(ゴムジカ)」。ゴムをビヨーンと引っ張れば、ピーローリーローと音が鳴って面白い。
長さ80センチ、幅10センチくらいのゴムの両端の取っ手を持ち、引っ張るとコンピュータ音が鳴る。引っ張れば引っ張るほど高音になり、1オクターブ分の音階を奏でられる。エクササイズしているような感覚で、クセになりそうだ。ゴムは薄めの素材だったため、力任せに引っ張りるとちぎれてしまいそうでちょっと怖かったが……。
ゴムが伸縮させると厚みが変化する性質を利用して開発した。取っ手の中にLEDライトとセンサーが内蔵されており、ゴムに光を当て透過率をセンサーで計測。ゴムが伸縮して光の透過率が変わるたび、違う音が鳴るよう設計されている。
開発した首都大学東京3年生の岸岡信伍さんは、ゴムをいじっている時の「なんだかクセになるフィジカルな面白さ」を利用して何か作れないかと考え、アイデアを思いついた。今後改良を進めてもっとなめらかなメロディーを奏でられるようにしたいと意欲を語ってくれた。
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