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三重の鉄道旅は伊勢参りと松阪モーで(詣で)! 名物駅弁「モー太郎弁当」が20周年松阪「松阪名物黒毛和牛 モー太郎弁当」(1500円)(2/3 ページ)

三重松阪……ここの駅弁といえばやっぱり20年ロングセラーのこれです!

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モー太郎弁当(販売開始20周年記念パッケージ)

【おしながき】

  • ご飯(三重県産コシヒカリ)
  • 国産黒毛和牛のすき焼き 土生姜
  • 紅生姜
  • 切り干し大根煮 にんじん 椎茸
  • しば漬

松阪名物黒毛和牛 モー太郎弁当

 20年前に“モー太郎弁当”が生まれたのは理由があります。それは、その前年に起こったBSE騒動。BSEとは全く関係のない国産黒毛和牛を使った「元祖特撰牛肉弁当」まで、ほとんど売れなくなってしまいました。そこからの復活をかけて、20年前に発売されたのが“モー太郎弁当”。牛の顔をした容器とメロディー駅弁でお客様の注目を惹き付けながら、誠実な美味しさでリピーターを獲得。いまもなお、全国にファンを増やし続けています。


キハ25系気動車・普通列車、紀勢本線・伊勢柏崎~大内山間

 鉄道旅好きの方のなかには、松阪駅で“モー太郎弁当”をはじめとした牛肉駅弁を買い求めることを、伊勢参りにかけて、“松阪モーで(詣で)”と言ったりする方もいるとか!? 成人を迎えたモー太郎弁当は、着実にロングセラー駅弁への道のりを歩み始めています。ちなみに「駅弁膝栗毛」も、ニッポン放送のウェブサイトで最初の連載を始めてから20年。駅弁を現地で買うことの素晴らしさ、鉄道旅の楽しさを、これからもお伝えしてまいります。

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(初出:2022年10月5日)

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

「駅弁膝栗毛」バックナンバー


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