「ニンテンドー3DS、1万5000円に値下げ決定」に対するネットの反応あれこれ日々是遊戯

突然の発表にネットが沸いた「ニンテンドー3DS」の値下げ。ブログやTwitterではどんな反応があったのか、ネットの声をまとめてみました。

» 2011年07月29日 14時26分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

賛否両論、悲喜こもごも

 既報のとおり、任天堂は7月28日、ニンテンドー3DSの価格を8月11日より従来の2万5000円から1万5000円へ改訂する旨を発表しました。

 本体発売からわずか半年で1万円の値下げという前例のない試み。また7月14日に新色の「フレアレッド」が発売されたばかりということもあり、ユーザーが受けた衝撃は大きかった模様。これについて、ブログやTwitterでは様々な反応が寄せられています。

Twitterでの反応

  • 3DS一万も値下げすんのか。待っててよかった。
  • 値下げキター! これで買いやすくなる。
  • ちょっとびっくりしたが、元々の値段でも欲しくて買ったのだから不満は感じない。
  • 複雑な心境。
  • 1万5千円ならどうにか買えるかなと思ってきました。
  • 元の値段で買った人に頭を下げるその姿勢は評価されるべきだと思う。
  • 対応ソフトの充実に繋がるといいな。
  • この段階で1万5000円に出来るなら最初から2万円で売れたやろ、と思われても仕方ないよね。
  • 1万5000円になったらゼルダの為に買おうかな……。
  • おい3DS!っておもったけど無償配信たのしみだな。
  • フレアレッドを定価で買った人かわいそうだなぁ……。
  • 3DS値下げはほんとやめてほしい。発売してすぐかった俺とか負け組。
  • 3DS売ってくる。ついでにモンハントライのためだけに買ったWiiも売ってくる。もう任天堂は捨てる。
  • お詫びに20本ソフト付けても罵られる3DSさん可哀想。

 やはり1万円値下げの衝撃は大きかったようで、Twitterでは一時「3DS」がバズワードに。「買いやすくなる」「これでユーザーが増えて市場が盛り上がってくれれば」と値下げを喜ぶ声も多くあがった一方で、すでに3DSを持っている一部のユーザーからは「先に買ってしまって損した」「任天堂に裏切られた」といった声もあり、全体ではまさに悲喜こもごもといったところでした。

ブログでの反応

 ゲームブログ「忍之閻魔帳」では、「小刻みに何度も値下げすると負のイメージが強まるだけなので、やるなら一気に、ドカンと下げるのは賛成だ」と任天堂の対応を評価しつつも、「しかし今回は、何もかもが唐突過ぎる」と任天堂の右往左往ぶりを指摘。「寝耳に水のドタバタ劇に混乱させられっぱなし」と、ショップ側の目線から見たコメントをしています。

 有名ゲームショップ・ゲームズマーヤ店長の秋谷久子氏もブログ「店長からのメッセージ」で「まさか」「本当に?」「うそでしょう」「ありえない」と3DSについてコメント。「3DS発売と同時にご購入されたお客様、その後半年支えて下さったお客様は本当に任天堂さんの大事なお客様です」とし、「お客様の思いに応える為にも、今回の措置だけに留まらず『3DS』の専用タイトル配信のご検討をお願いします」と提案しています。また新価格での3DS本体予約はすでにスタートしており、8月6日にはスペシャルゲストを迎えて、3DS本体の楽しみ方をレクチャーするイベントも実施予定とのこと。


 今回の発表にはゲーム系ニュースサイトも反応しており、まとめサイトとあいまって多くの記事を連投し、ちょっとした「祭り」状態に。中には数千というコメントが寄せられるなど、今回のニュースへの注目度の高さがうかがえる形となっています。

 以下蛇足ですが、3DSを予約して発売日に購入した筆者としては、今回の値下げについては「大いに歓迎」というのが正直な感想です。これから買う人が得することと、これまでに買った人が損するのは分けて考えるべきですし、むしろハード所有者としてはこのままユーザーが増えず市場がシュリンクしてしまう方がよほど怖い。「半年待てば1万円下がるかもしれない」という前例を作ってしまったことで、今後新ハードの買い控えが起こるのではなないかという懸念もありますが、その点でも、アンバサダー・プログラムを用意して早期購入者に配慮した任天堂の対応は良かったと感じました。そもそも今まではハードが値下げされても、すでに所有していた人への補填などなかったわけで……。

 あ、でも最近購入した方や、新色のフレアレッドを発売日に買ってしまった方の心情についてはお察しします。各方面で反響を呼んでいる、今回の「ニンテンドー3DS値下げ」。みなさんはどう感じましたか?


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