ニュース
» 2013年04月17日 08時31分 公開

ロシアのコスプレ事情は今  ロシア大型コスプレイベンター関屋智弘(せきや ともひろ)氏へロングインタビュー(前編)

ロシアで日系企業として初の大型コスプレイベント「HINODE」の開催に携わった人物に、ロシアのコスプレ事情やトレンドを聞いた。

[TokyoOtakuMode]
tokyoOtakuMode

 本日はロシアにて日系企業として初の大型コスプレイベント「HINODE」の開催に携わられた、ジャパンハウスグループの有限会社イ・エヌ・インターナショナルの海外事業部に所属する関屋智弘(せきや ともひろ)氏にインタビューさせて頂いたので、その模様をお伝えする。

―― まず最初に、ロシアのコスプレ事情をお聞かせいただけますか?

 ロシアでも、実は10年ほど前からコスプレイベントは開催されていました。ただ、何百人も集まって、というよりは友達同士・ファン同士で集まるサークル的な感触のイベントが主流でした。参加者はもちろん運営側の人間もプロのイベンターではなく、「やりたいからやる」という気持ちを持った個人の方々の取り組みであることが少なくありません。

―― そうした状況の中、ロシアで日系企業として初の大型コスプレイベントを開催された経緯はどのようなものだったのでしょうか?

 愛知県で開催されたWCS 2011(World Cosplay Summit 2011)に参加させていただいた際、すでに世界17カ国の代表たちが思い思いの衣装でコスプレを楽しんでいる中、ロシアの代表がいないことに気づいたんです。もともとグループがロシアで文化交流事業を行っていたため、問い合わせたところ、ちょうど日本のサブカルチャーをロシアに広めようとしていたことと重なり、代表選考会主催の名乗りを上げることとなりました。結果、WCSからご許可をいただき、正式なWCS 2012の選考会を開く形になりました。そのために立ち上げたイベントがHINODEです。

―― ロシアで開催されるにあたって苦労されたのはどういった点ですか

 国民性かなと思うのですが、ロシアの方たちは新しいものに飛びつきにくかったり、疑ってかかったりするのを実感しました。WCS選考会の優勝賞品が日本ツアーだったんですが、最初は信じてもらえなくて、「どうせ日本までのチケットだけで、日本についたらあとは全部自腹なんでしょ」と思われていたみたいです(笑)。これまでのイベントでは考えられない日本行きフルサポートや、スポンサーの豪華な製品が賞品だったので疑心暗鬼だったようでした。一方で、一度信頼関係が深まるとそこからのつながりは一気に強くなる、というのも特徴的ですね。

―― 今年は開催が2回目ということですが、昨年と比較して何か変化はございますか

 昨年は、日系企業が行うイベント、WCSというタイトルもついている、ということもあってお陰様でいろいろな企業や団体からご支援があって、応募者、来場者あわせて1200人の方々にご参加いただけました。ただロシア国内で最大2000人の参加者をあつめるイベントがあると事前にリサーチしており、2000人を目標にしていたので、その点ではもっと頑張っていかなくては、とも思いました。

 2回目にあたって、すでに去年から30%増の450人のコスプレイヤーさんたちから応募があり、本イベントに対する関心の高まりを感じています。日系企業・地場企業との提携も進み、ロシアの企業からお問い合わせいただく機会も増えました。昨年HINODEを開催した際、モスクワのテレビ局から、イベントの準備期間中から終わりまでの長期取材を受け、その映像が特別番組として放送されたことも影響として大きかったと思います。嬉しいのは、昨年協力してくれたスポンサーの多くが再び参加してくれ、さらに新しい企業参加も増えたことですね。

―― ロシアのコスプレのトレンドはどんなものでしょうか

 個人的な意見ではありますが、コードギアス、タイガーアンドバニー、トリニティブラッド、エンジェルサンクチュアリー、D.Gray-manなど、衣装が豪華で凝ったものを題材に選ぶコスプレイヤーさんが多いという印象を受けました。一方で、ナルトも忍者ものとして人気がありますね。

 傾向としてはっきりしているのは、コスプレをやるのは10、20代前半の本当に若い世代が中心です。推測ですが、インターネットを通してアニメをリアルタイムで見られるようになってきたことが影響していると思います。アニメと漫画の影響度で言うと、やっぱりアニメのほうが上ですね。

後編に続く

HINODE 公式ホームページ

英文:Interview with Tomohiro Sekiya, Organizer of Russia's First Large-scale Cosplay Event [1/2]

© Tokyo Otaku Mode Inc.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. ダルビッシュ有&聖子、14歳息子のピッチングがすでに大物 「球速も相当出てる」「アスリート遺伝子スゴい」
  2. 大家に「何でもしていい」と言われた結果 → 台所が隠れ家バー風に! DIYでリフォームした部屋の変化に驚きの声
  3. 中谷美紀、外国人夫の連れ子や元妻と楽しい団らん 国籍や目の色など何もかも違えど「これでも家族」
  4. デヴィ夫人、15歳の愛孫・キランさんが社交界デビュー 「山高帽にモーニング」華麗なる正装姿が超ハンサム
  5. 法隆寺がクラファンを開始 わずか1日で目標金額2000万円を達成「予想もしていなかった早さ」
  6. 元保護子猫に、ずっと欲しがっていたぬいぐるみをあげたら…… 予想外の反応に「人間の子供みたい!」の声
  7. 7歳息子が初おつかいに行ったときのレシート、よく見ると…… ママへの愛がつまったエピソードに「泣ける」の声
  8. 才賀紀左衛門、“親密な女性”の初顔出しショット公開 パッチリした目にスッキリした鼻筋で「想像通り美しい」「綺麗な方!」
  9. 愛犬に「子猫が大変です!!」と呼び出された飼い主、ついて行くと…… まさかの“無免許運転”発覚に「かわいすぎるw」
  10. 見事な「赤富士」を捉えた山中湖のライブカメラ映像に驚きと感動の声 葛飾北斎「凱風快晴」のような絶景……!

先月の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に1人の自衛隊員が隠れています 自衛隊が出したクイズが難問すぎる……「答え見ても分からない」と人気
  2. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  3. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  4. この写真の中に2人の狙撃手が隠れています 陸自が出したクイズが難しすぎて人気 まじで分からん!
  5. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  6. 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  7. 名倉潤、妻・渡辺満里奈との結婚17周年に“NY新婚旅行”ショット 「妻には感謝しかありません」と愛のメッセージも
  8. 植毛手術のいしだ壱成、イメチェンした“さっぱり短髪”が好評 「凄く似合ってます」「短い方が絶対いい」
  9. 「ビビるくらい目が覚める」「生活クオリティ上がった」 品薄続く「ヤクルト1000」なぜ、いつから人気に? 「悪夢を見る」ウワサについても聞いてみた
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」