Twitterで話題沸騰 カルピス×ビールの「ダブルカルチャード」はビールが苦手でもおいしく飲めた!ねとめし

カルピスの原液:ビールを1:5の割合で作る飲み物「ダブルカルチャード」が、Twitter上でものすごい勢いで拡散された。そんなにおいしいなら作らないと!ということで作ってみた。

» 2013年05月27日 12時35分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 懐かしい記憶を呼び起こす飲み物、カルピス。特に薄めて飲むタイプのものは、子どもの頃に飲んだきりという人も多いのでは。そこそこ大人になると「そういえばここ最近作ってないなぁ」って感覚、ありませんか? 

 そんなカルピスとビールを1:5の割合で混ぜて作る飲み物がウマすぎると、4月ごろからじわじわとTwitterを中心に話題になっていた。ちなみに発端となったツイートは、8400を超えるリツイート、12000を超えるお気に入りに登録されている(2013年5月25日現在)。


 この飲み物は「ダブルカルチャード」と呼ばれるらしい。カルピス社の公式サイトでも「『カルピス』とビールで作れる簡単ビアカクテル」としてレシピが紹介されているくらい、実は有名な飲み物のようだ。

 ネット上には「おいしそう」「やってみたい」という声が多く見られた。また、「ビールが苦手な人でもゴクゴク飲めてしまうのでは」「めっちゃおいしいじゃん!」など、試してみた人の声もある。

 でも、実際どんな味なのか? トゥギャッチ掲載のレシピを参考に、ダブルカルチャードを作ってみることにした。

画像 カルピス、ビール、レモン果汁を用意しよう

 材料はビール、カルピス(薄めるタイプのもの)、レモン果汁の3つのみ。なお、レモン果汁は話題のツイートの主が追加した材料らしく、正式には用意しなくてもいい。

 最初に、グラスへカルピスの原液を注ぐ。この乳白色を見ていると、幼いころに戻った気分になる。そこへビールを注ぎ入れ、一瞬で大人の飲み物に変身させる。小気味良く泡立った上へ、仕上げにレモン果汁を2〜3回ふって、軽く混ぜれば完成だ。見た目はビールそのものにしか見えないが……。

画像 グラスにカルピスを注ぐ

画像 ビールを少しずつ注ぎ入れる

画像 泡をふわっとさせるとキレイ

画像 最後にレモン果汁を入れる

画像 1分で完成

 実は筆者、アルコールのなかでは唯一、ビールを苦手としている。「苦いだけでおいしくないから」というありえないくらいお子ちゃまな理由で、みずから進んでビールを飲むことはまずない。

 本当にウワサどおりおいしいのか? しかし、カルピスは単体だと、間違いなくウマい。おいしいものを混ぜれば化学反応が起きて、ビール(筆者にとってはおいしくない飲料)もウマいものへと変化するはずだ、と予想してぐいっと飲んでみた。

画像 見た目はビールだけど味は……

 これがビールなの? びっくりするくらい飲みやすくなっている。カルピスのやさしい甘さが、ビールの苦味をマイルドに変えているようだ。そして、カルピス独特のとろみのせいか、のどごしがまろやかで、とてもクリーミーな舌触りに。わずかな酸味も感じられ、さっぱりしていてなかなかおいしい。

 そして、れっきとしたアルコールを飲んでいるというのに、あまり顔もほてらない。ビールではないみたいだと錯覚してしまう。そうしてビール嫌いなはずの筆者は、2杯目に手を伸ばしてしまったのだった……。

 缶ビールが1本あれば、ダブルカルチャードを3杯ほど作れる。しかし、ひとりで3杯も飲んでいると、摂取カロリーがひどいことになる。カルピスが48kcal/100ml、そしてビールは……と冷静に計算してみてほしい。くれぐれも飲み過ぎには気をつけたいもの。

 しかし、筆者のようにビールが苦手な人間でも、甘いお酒が欲しいときには、材料を買って作ってしまいそうな魅惑の味だった。ほどよい甘さがアラサーの大人にはちょうどよく、デザート代わりの飲み物にもなるだろう。かなり簡単なので、ぜひ一度試しに作ってみてはいかがだろうか。

関連キーワード

ビール | 飲料 | Twitter | レシピ | 動画


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2403/21/news036.jpg 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. /nl/articles/2504/19/news039.jpg 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
  3. /nl/articles/2504/21/news024.jpg 「安すぎる!」 ワークマン“980円バッグ”に絶賛の声続出 「文句なし」「コスパ最強」「シンプルで使いやすい」
  4. /nl/articles/2504/18/news140.jpg 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」話題になった飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2504/19/news051.jpg 湘南の砂浜に打ちあがった“超危険生物”を飼育したら…… 貴重な姿に「初めて見ました」「かっこいい」と大反響→2年後の現在について話を聞いた
  6. /nl/articles/2504/21/news036.jpg 押し入れに眠っていた“40年前の出産祝い”、開けてみると…… “昭和らしい品”に反響「感無量ですね」「状態がいいのも驚き」
  7. /nl/articles/2504/20/news028.jpg 庭にビオトープを作ったら、生物多様性が爆上がりして…… “まさかの生き物”の来訪に驚がく「え?マジすかw」「存在感すごい」と620万表示
  8. /nl/articles/2504/21/news034.jpg ゴミ屋敷に嫁いだ女性 あるとき“9歳息子の本音”を耳にし……100日間の戦いが1000万再生「最後泣きました」「大変だったろうな」
  9. /nl/articles/2504/21/news043.jpg ←お弁当の理想 現実→ 高校生息子の母が明かした“リアルな光景”に「共感しかない」「ジワっときました」
  10. /nl/articles/2504/21/news032.jpg 150万円で買ったジャングル廃墟→家族3人で本気DIYしたら……「良くなりすぎた」 見違える結果に「やばい」「憧れる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  2. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  3. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」
  4. なんとなく捨てにくい紙袋→2カ所切り込みを入れるだけで…… 目からウロコの“活用術”に「これすごくいい!」【海外】
  5. 「見習うことばかり」 80代おばあちゃんの春服&収納術がステキ! 上品かつオシャレで「憧れです」「尊敬します」
  6. ファスナーに直接毛糸を編み付けていくと…… 完成した“便利でかわいいアイテム”が100万再生「天才だ」「これ大好き」【海外】
  7. 「尊厳を踏みにじる行為」 八代亜紀さんの“物議のCD”は「流通会社がすでに流通を中止」 タワレコが回答
  8. 古くなったジーンズは捨てないで! 目からウロコの“アイデア”に大反響「なにこれかわいい!」「こんなの作れるんだ」【海外】
  9. 指先サイズの小さな器に木を植えて、育てたら…… 「芸術だ」「半端ない」鳥肌モノの“神盆栽”に反響
  10. 義母「ランドセル代を振り込みました」→銀行口座を見ると…… 2児ママ絶叫の“神対応”が1520万表示「凄すぎる!」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  4. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  5. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  6. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  7. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  8. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  9. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  10. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】