「ついに町長しばけるのか!?」 “ロマサガ3”リメーク発表に原作プレイヤーたちの興味が思わぬ方向へ
「私が町長です」
本日スクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPG「ロマンシング サ・ガ3(ロマサガ3)」のリメークが発表されましたが(関連記事)、ネット上ではこの知らせを聞いた原作(スーパーファミコン版)プレイヤーたちが予想外のことをピコーンとひらめいているようです。それは、「ついに町長を倒せるのか」というもの。
(※)以下、原作であるスーパーファミコン版「ロマサガ3」のネタバレを含みます。
ロマサガ3の「町長」といえば、キドラントの町長。この町では付近に住みついた怪物にいけにえをささげねばならなくなっており、町長は主人公たちにお礼を十分にすることを対価に怪物の退治を依頼してきます。依頼を承諾すると洞窟「いけにえの穴」に案内されるのですが、中に入るとなんと町長の手によって中に閉じ込められてしまいます。
さらに「化物を倒してきたら開けてやるよ」「(主人公たちの最初から自分たちをいけにえにするつもりだったのかという叫び声に対して)何か言ったかい? よく聞こえんな〜。町のためだ。がんばってくれ」と鬼畜生発言を繰り出します。しかもこの「化物」はかなり手強く、この時点でのPTでの撃破は極めて困難。
この後洞窟前を偶然通りかかった町に住む若い娘「ニーナ」の助けにより、主人公たちは洞窟から脱出に成功。文句を言いに町長のところに戻ると、今度はなんと「かわいそうだがニーナにいけにえになってもらった」と再度のド畜生発言。
取りあえず町長は置いておいてニーナの救出に向かう主人公一行。NPC「教授」の協力により化物を退治すると、ニーナの保護に成功します。そして今度こそぶん殴ってやろうと町長のもとに戻り話かけると、「私が町長です」というせりふが帰ってくるだけ。以上、イベント終了。
おいおいおいおーい!! そりゃねーだろスクウェアさんよぉぉー! この町長にサミングの一発でもブチかましてやらなきゃ気が済まねぇぇー!! というプレイヤーが続出し、いまだに「私が町長です」はロマサガ3プレイヤーの間ではネタとして使われています。内容があまりに尻切れトンボなため、容量か納期の関係でイベントがカットされたのかもしれません。
そして、それから22年の月日が流れ、今回のリメーク発表です。晴らされることのなかった恨みは忘れられることなく、多くのプレイヤーが「今度こそ町長をぶっ飛ばせる」と胸を高鳴らせているもよう。果たして町長イベントはどうなるのか、今から楽しみです。年貢の納め時だ町長!
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「さが松り」と同時期に開催されます。
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