ヲタク同士で楽だから付き合ってるのかな 「ヲタクに恋は難しい」4話(1/2 ページ)
【ネタバレあり】ヲタクだからって趣味が合うわけじゃないよ。
趣味人には好きなものがたくさんある。それが足を引っ張ることもあれば、趣味人だから人とつながるものもある。
「ヲタクに恋は難しい」は、好きなものがある人間たちの、恋なのかなんなのかわからないモヤっとした感情を描いたラブコメディー。ヲタクのみならず、いろんな若い人の背中を押してくれます。
趣味の共有はヲタクだからこそ難しい
今回はメインの2人、二藤宏嵩と桃瀬成海の先輩である小柳花子と樺倉太郎のカップルの話。
小柳はかっこいい系男装を得意とする、カリスマコスプレイヤー。一方、樺倉はヒーローや美少女ものを好むライトヲタク。お互いヲタクであることを隠さないですむ気楽な関係。なのですが、何かと言うとケンカをしています。
今回のケンカの原因は、小柳の「樺倉と同じ趣味を共有したいだけなの!」という主張。ようは小柳は樺倉にコスプレをさせたい。樺倉は勘弁して欲しい。樺倉「小柳の趣味を否定はしねぇ…だが共有が可能かどうかは別問題だろ!」
ヲタク同士だったら友人・恋人関係は潤滑だよねーみたいに考えたくなるところですが、いやいや、逆に趣味が似たベクトル同士のほうがトラブルは起きやすい。「趣味を大事にして生きている」という理解は得やすくても、お互いにこだわりがあるからこそ共有できない部分が増えてしまう。あと地雷も多い。
樺倉は隠れヲタクです。あまり趣味を前面に出さず、作られたものを享受して満足している。片や小柳は表現者側です。コスプレという方法で自分の趣味を外に発信できる人間。仲間と共有しようとするタイプ。
この点、BL同人作家の成海とゲーマーの宏嵩も同じ、表現者と受け取り手のカップルだったりします。
「私で妥協してるんじゃないかな…」
4人で飲みに行ったとき、事件は起きました。酔いが早かった小柳が早速恋バナを切り出したところ、樺倉はいい加減な発言。小柳、キレる。
デリカシーのない樺倉。小柳への雑な態度を「付き合い長いからいーんだよ」で片付けた。小柳、プツン。憤って煽る小柳に対して、樺倉はうまいことを言えず目をそらしてしまう。酔った小柳は殴りかかろうとしたとき、涙が止まらなくなって逃げ出してしまう。
4人の中では恐らく一番気が強くて頑丈なメンタル……に見える小柳。実際はとても自信のない人間です。
小柳は、ヲタクであることは足かせであり、「一般人(ヲタクではない人のこと)」より下だと感じているようです。そもそも自分は、相手に対して価値があるんだろうか、求められているのだろうか。
小柳「ヲタク同士で楽だから付き合ってるのかな」
妥協した趣味仲間なのか、オンリーワンだと思ってくれているのか。手応えがないと不安になるのは、当然です。
正直、樺倉は褒めなさすぎる。言葉足らずすぎる。一方で小柳は酔うとすぐ不安になりがち、絡みがち。
第三者から見たら「樺倉お前もっと優しくしろ」感強いのですが、きっとこの2人にとっては、ケンカして、その後きちんと抱きしめる、感情を隠さずぶつけあえる今の距離がベストなんでしょう。そこには他の誰も入れません。ヲタクかどうかなんて関係ありません。
ちなみに、樺倉が小柳の趣味に歩み寄れるかどうかは、後に描かれています。
宏嵩の笑顔
樺倉と小柳のケンカのあと、自分たちはこれでいいのかと話し合った成海と宏嵩。
成海「でもやっぱり、理想の異性とは違うんだよねー。お互いヲタクってことで少なからず妥協してるとこあると思うし…」「…だからぁ宏嵩も、本当は普通の女の子のがよかったのかなって…」
割とゴリゴリ前に進める成海でも、やはり勢いで付き合っちゃったため、宏嵩の気持ちは気になります。
これに対して宏嵩は、樺倉のように感情的にスキンシップを取ることはできないけれども、言葉できちんと伝えます。
宏嵩「好きなことしてるときの成海が、大好きなので。まぁ俺はそんなカンジだから、難しく考えなくていいよ」
なんてぐっとくる告白。これに対して成海が「お前私のこと好きだったのか」と空気台無しにするセリフを返したのはアレですが。ああ、宏嵩お前本当にかわいいな!!! 成海お前、これ最優良物件やぞ。
宏嵩は以前の回であったように、成海のことが幼少期から気になっていました。この言葉の通りで、好きなことを力いっぱいに楽しんでいる成海が、昔から大好きなんでしょう。だからそばにいたいし、かといって干渉するわけでもない。
多分、ヲタク趣味を持っていなくても、好きなことに夢中な成海がいれば、宏嵩は幸せなんでしょう。感情表現の苦手な彼も、成海と付き合いだしてからちょっとずつ変わりはじめます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた