「ブラック企業」「ワンチャン」「安倍晋三」 広辞苑に載っている言葉はどれ?

ワンチャン広辞苑買おうかな〜。

» 2018年06月07日 10時30分 公開
[QuizKnockねとらぼ]

 2018年1月、日本を代表する辞典「広辞苑」の第7版が発売となりました。

 久々の改訂ということもあり、追加された言葉の数はなんと約1万項目。発売当初は新たに追加された語が話題になることもありましたが、対象となったのはごく一部。あまりにも量が多いので、追いかけるのも大変なのです。



 発売から半年近くがたとうとしてる今こそ、じっくりと広辞苑を読み直し、味わえる時期。

 ということで、今回は広辞苑に載っている意外な言葉を発掘してみました。


現在の韓国大統領「文在寅(ムン・ジェイン)」

 2017年に就任したばかりの文大統領、早速広辞苑に掲載されています。これに対して、現在の日本の総理大臣である「安倍晋三」は収録されていません

 これは、日本人の場合、存命の方は収録されず、亡くなった場合に収録されるという原則があるからだそうです。外国人の場合はこれに当てはまらず、存命中の人物も複数収録されています。

 この原則に従い、2017年に亡くなった作詞家の永六輔などが今回の改定で追加されました。


スマホの入力方式「フリック」

 「スマホ」が今回の改定で追加されたことは、発売のニュースなどで話題になっていました。実はスマホだけでなく、その操作方法である「フリック」までもが追加されているのです。

 スマホ関連の用語では、「自撮り」も掲載されています。説明は「自分撮りに同じ」。「自分撮り」の項目には「カメラを自分自身に向け、手持ち撮影すること。自撮り」とあります。確かにその通りですね。

 ちなみに従来の携帯電話のようにぽちぽち打つ方式を「トグル入力」と言います。


何かと話題の「ブラック企業」



 ニュースでは使われるものの、スラング的な要素の拭えない「ブラック企業」。しかし、広辞苑にはきっちりと掲載されているのです。

 広辞苑の説明では「従業員を違法または劣悪な労働条件で酷使する企業」とあります。確かにその通り! という感じがしますね。

 ちなみにその対義語である「ホワイト企業」は収録されていませんでした。


おわりに

 このように、現代生活になじみ、今後も使われそうな言葉は、たとえ最近誕生したものであっても広辞苑には収録されているようでした。

 ちなみに、「ほぼほぼ」「ワンチャン」などの若者言葉、「爆買い」などの流行語は掲載されていませんでした。これらは「長続きしない」と見なされたんでしょうか。ほぼほぼ正しい線引きのように思えますが、「爆買い」はワンチャンあったかも?



制作協力

QuizKnock


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/08/news006.jpg 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  2. /nl/articles/2412/08/news016.jpg 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  3. /nl/articles/2412/05/news178.jpg イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  4. /nl/articles/2412/07/news025.jpg 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  5. /nl/articles/2412/07/news024.jpg 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  6. /nl/articles/2412/08/news003.jpg ダイソー&セリアの毛糸6玉が、みるみるうちに…… たった4時間編んで完成したとは思えないオシャレアイテムが話題
  7. /nl/articles/2412/07/news039.jpg コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  8. /nl/articles/2412/07/news020.jpg “ひっつき虫”を簡単に取るには…… 身近なアイテムでスッキリするライフハックに「これでイライラしないで取れる」「今度、やってみます」
  9. /nl/articles/2412/07/news057.jpg その発想はなかった! 手に描いた“孫悟空” → 広げたら…… “まさかの変化”にテンション上がる「センスだね」
  10. /nl/articles/2412/07/news018.jpg 赤い毛糸3玉をどんどん編んでいくと……? 完成した“冬のオシャレアイテム”に「わかりやすくて感謝」「編んでみたい!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」