ミス・アメリカが水着審査を廃止へ ネットでは「すばらしくポジティブな変化」「伝統を壊している」と賛否
「もともとは奨学金を得るための大会」と話す2018年ミス・アメリカ。
ミス・アメリカの運営団体は6月5日(現地時間)、水着審査を廃止することを公式サイトやSNSで発表しました。
運営団体による公式発表の動画は、水着が消え「Miss America 2.0」の文字が現れる仕様。さらに「水着から着替え、全く新しい時代へ」のコメントとともに「#byebyebikini(バイバイビキニ)」のハッシュタグが添えられています。
その後Instagramへ投稿されたもう1つの動画で、2018年のミス・アメリカであるカーラ・マントは「私は優勝して誇らしかったけど、視聴者は私がなぜ選ばれたかを本当には知らなかっただろうなと思っていたんです。だって彼らは私のことを知らなかったから」と、優勝したのは自身が参加する「Make-A-Wish財団」での活動内容が理由だと思いたいと語り、「水着審査はコンペティションの中で、全く私のお気に入りの部分というわけじゃない。伝統の一部だし、やらなければいけないと分かっていました。でも今は、“やる必要ない”と言えるんです」と多くの女性たちがためらいなく参加できるようになったことをアピールしました。
また、動画の中でマントは「これは奨学金の運営団体。奨学金を得るために水着を着る必要なんてないんです」とも語っています。1921年から始まったミス・アメリカは米国籍を有する17歳から24歳の独身女性に参加資格があり、優勝者に5万ドル、2位に2万5000ドル、3位に2万ドル、また各入賞者にも奨学金を与えるコンペティション。奨学金を得て高等教育を受ける目的で参加する女性も多く、水着審査が廃止されれば学業を続けるために立候補する女性が増えるのではないかと予想されます。
しかしミス・アメリカ運営団体が水着審査廃止を発表したInstagram投稿には、「ミス・アメリカにとってすばらしくポジティブな変化だと思う」「男性は奨学金を得るためにビキニを着なくていいんだから、女性だって着るべきじゃない」と今回の決断を支持する声も幾つか見られるものの、「視聴率にバイバイって言いなよ」「俺が番組を見るたった1つの理由は水着だったって認めなきゃな」「フェミニズムはがんだ」「アメリカは伝統を壊している。水着審査は1921年からずっとコンテストの一部だったんだ」と変化に反対する多くの声があふれています。
また、水着審査とともにイブニングガウン審査の廃止も発表されており、「どうしてイヴニングガウン審査まで?」「イヴニングガウンは残して!」というコメントも見られました。
ミス・アメリカ運営団体は2017年に幹部らが過去のミス・アメリカの体形や性生活に関する侮辱的なメールのやりとりをしていたことが明らかとなり責任者3人が辞任。その後1989年の優勝者であるグレッチェン・カールソンが理事長に就任しています。
関連記事
- プレイボーイ、ヌードやめるのやめるってよ 「間違いだった」と決断から1年でヌードグラビア復活へ
やっぱなーし! - F1、グリッドガールを廃止 2018年シーズンから【訂正あり】
「現代の社会規範とも明らかに矛盾している」ため。レースの華の1つでした。【訂正あり】 - 米雑誌で痛恨のミス 女優たちから手足がニョキニョキ生えた写真、本人も巻き込み論争起きる
リース「ありのままの私を受け入れて」 - 「MeeToo」に続く新たな流れ 2018年、ハリウッドで一斉にスタートした「TIME’S UP」
ナタリー・ポートマンもInstagram開設。 - お宝写真がザックザク! とあるハッシュタグにナタリー・ポートマンやエマ・ワトソンら海外セレブが秘蔵写真を次々投稿しファン歓喜
ハッシュタグ「oldheadshotday」でセレブが昔の写真を次々投稿。 - ヌードグラビアが消えるPLAYBOYに対する「地獄先生ぬ〜べ〜」岡野剛さんのコメントが熱い
「どんなに時代が変わっても、私はエロを描き続けたい!」と岡野さん。ステキです。 - ミスコンだけど体重90キロ以上で豚肉好きだけ応募可 タイの名門大学が養豚協会と共同で開催
精鋭を募集中。 - 「太り過ぎだから食べるな」と言われ、ミス・アイスランドが世界大会を辞退 「私の国では完璧な体型」
太り過ぎって意味わかってる(憤怒)? - ロシア、38歳の美女を“世界一美しいおばあちゃん”を決めるコンテストに送り込む
地元メディアによると優勝候補。 - 服が打楽器に変身、足下が船に 「ミス・ユニバース」の衣装が相変わらずびっくり仕掛け満載な件
ずっと見ていたら「派手」の基準がよく分からなくなりました。 - 「ミス藝大2013」の候補者がすごい露出度でしかもいい肉で話題に
ほぼ裸で、しかもいい肉。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
-
娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
-
1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
-
子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
-
メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
-
ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
-
巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」