ニュース
» 2018年07月09日 20時00分 公開

ここをキャンプ地とする(2泊3日) 深夜バスの王“はかた号”西日本豪雨に翻弄された28時間を伝えるTwitter実況が話題に

ほぼ往復分をまとめて体験するという珍事。

[haruYasy.,ねとらぼ]

 西日本で連日続いた豪雨の影響を受け、長距離深夜バス「はかた号」が予定から14時間遅れとなる28時間もの長時間にわたって運行されたことが話題になっています。Twitterまとめ「Togetter」に、バスに乗車していたわさわさ!(@wasa__wasa)さんによるTwitter実況がまとめられています。

はかた号 深夜バス 高速道路 水曜どうでしょう キングオブ深夜バス、はかた号

 はかた号は東京・新宿から福岡・天神を約14時間で結ぶ長距離夜行バスで、人気番組「水曜どうでしょう」で取り上げられるなどして、ネット上では「キングオブ深夜バス」と称されています。

 話題になっているのは7月5日21時ころに東京・新宿を出発したはかた号。わさわさ!さんも「ここをぉー 本日のぉー キャンプ地とー するー!」と、どうでしょう班のノリで楽しそうにしていましたが、一夜明けて目を覚ましたわさわさ!さんを待ち受けていたのはこれからの長い戦いを予感させる車内アナウンスでした。

はかた号 深夜バス 高速道路 水曜どうでしょう ここをキャンプ地とする!
はかた号 深夜バス 高速道路 水曜どうでしょう カンパンとお茶が配布された朝。目が覚めると大変なことになっていた

 7月6日の朝、すでに中国自動車道の一部が通行止めになっており、アナウンスがあった時点で「はかた号」は下道を走っていました。

 「関門橋が通行止めになった」「下道で関門トンネルを目指す」というルートを取り、この時点での到着予定時刻は15時ころまでズレ込むことが伝えられ、長時間の乗車になるため非常用に積まれていたカンパンとお茶が配られたそうです。本格的にヤバイ流れになってきました。

 はかた号は豪雨の中、なんとか博多天神を目指し進んでいきますが、通行止めでルート変更をいく度も強いられました。途中、尾道の道の駅などで休憩を取りつつ、関門がある下関市に到着したのは終点着予定としていた15時……果たして無事にたどり着けるのでしょうか。

 拘束バスと化した「はかた号」にハプニングを楽しむ余裕をみせていたわさわさ!さんも、乗車時間が18時間を超えたころには「問題は、いつ関門海峡を超えられるか。18:00過ぎても九州入り出来てなさそう……」と不安をこぼすようになり、国道2号線をじわじわと進むなか、九州北部に災害に強い警戒が必要となる「大雨特別警報」が発令され、「俺はこれからこの地域に行こうとしてるのか……」と困惑する投稿も。

はかた号 深夜バス 高速道路 水曜どうでしょう 5時間15分かけて移動した距離

 最終的に関門橋を渡りきったのは出発から25時間が経過したころ。ようやくゴールが見えてきたことで、わさわさ!さんもTwitter上で冗談を掛け合うなどの余裕がみられるように。

 このころすでに一連の投稿は「水曜どうでしょう」のファンを中心に注目が集まり、キングオブ深夜バス改め「ゴッドオブ深夜バス」と称されたり、わさわさ!さんのお尻の肉を心配する声が寄せられるなどしていました。

 ちなみに編集部がわさわさ!さんに聞いたところ、お尻の肉は無事だったそうです。

はかた号 深夜バス 高速道路 水曜どうでしょう ようやく九州が見えてきたのは出発から25時間後の夜22時ころ

 九州上陸を果たしてからも通行止めと大渋滞で思うように進めず、ゴールである天神に到着するのはいつになるのか予想もつかない状況が続き、途中に西鉄職員から飲み物と食料の差し入れを受けつつ、出発してから26時間25分後に小倉駅に到着。

 7月7日へと日付が変わって深夜1時、ついに天神に到着。はかた号、出発から28時間の旅でした。

 長旅をTiwtterで実況したわさわさ!さんに改めて話を伺ってみると、バスを利用したのは実家へ帰省するためだったそうで、1台に4席だけ用意されているプレミアムシートを利用していたこともあり、ストレスなどの苦痛は軽減されていたものの、他の乗客や乗務員を含め、想定外すぎる長時間運行に疲れを感じていたようです。

 乗務員の対応については、道中にカンパンとお茶の配布が2回、天神に到着後は深夜ということもあり「朝までバス泊OK」とした対応などを挙げ、「我々乗客に対し、大変気を揉んでいただきました」と語ってくれました。なかでも下関市をじわじわと進んでいたころ、乗務員が豪雨の中を徒歩でコンビニまで食料調達に行ってくれたことが強く印象に残っているようでした。

 はかた号28時間の旅を実況したわさわさ!さんの投稿は、時を同じくして東京から博多を目指してたオリオンバスの深夜バスの実況もあわせてTogetterにまとめられています。

 また今回の28時間はかた号の旅の行程を記録したGPSログも公開されているので興味がある人はチェックしてみては。

春山優花里@haruYasy.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  2. 「モンストのせいで彼氏と別れました」→ 運営からの回答が“神対応”と反響 思いやりに満ちた言葉に「強く生きようと思う」と前向きに
  3. 「この抜き型、何ですか……?」 家で見つけた“謎のディズニーグッズ”にさまざまな推察、そして意外な正体が判明
  4. 人間に助けを求めてきた母犬、外を探すと…… びしょ濡れになったうまれたての子犬たちを保護
  5. 幼なじみと5年ぶりに再会したら…… 陸上選手から人間ではない何かに変わっていく姿を見てしまう漫画が切ない
  6. ブルボンの“公式擬人化”ついにラスト「ホワイトロリータ」公開 イメージ通り過ぎて満点のデザイン
  7. 「幸せな風景すぎて涙出ました」 じいちゃんの台車に乗って散歩するワンコのほのぼのとした関係に癒やされる
  8. 「遺伝ってすごい」「足長っ!」 仲村トオルの“美人娘”ミオがデビュー、両親譲りのスタイルに驚きの声
  9. 猫「飼い主、大丈夫か……?」 毎日の“お風呂の見守り”を欠かさない3匹の猫ちゃんたちがかわいい
  10. 天才科学者2人が最強最高のロボを作成するが…… 高性能過ぎて2人の秘密がバラされちゃう漫画に頬が緩む

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 痩せたらこんなに変わるのか 丸山桂里奈、現役時代の姿が別人過ぎて「誰かわからん」の声殺到
  3. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  4. セーラーサターンの変身シーン、四半世紀を経てアニメ初公開にネット湧く 「ついに公式が」「感謝しかない」
  5. 「髪型体型全て違う」 丸山桂里奈、引退直後のセルフ写真にツッコミ 4年前のスレンダーな姿に「今も輝いててかわいい」の声も
  6. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  7. 「マジで助けてくれ」 試験中止で教授に“リスのさんすうノート”を提出することになった大学生に爆笑
  8. 「140秒とは思えない満足感」「なぜこれだけの傑作が埋もれているのか」 崩壊した日本を旅する“最後の動画配信者”のショートフィルムが話題
  9. 「化粧! 今すぐ落としてこい!」 男性教師に怒鳴られる生徒をかばう女性教師を描いた漫画に納得と感謝の声
  10. 畠山愛理、いま着たらピチピチなレオタードを公開 「とんでもなく可愛い」「見惚れてしまいました」と反響