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» 2018年10月03日 07時30分 公開

陣痛に耐えられなかった体験談に反響 「無痛分娩がもっと一般的になればいいのに」「出産はゴールでなくスタート」の声

自然でも無痛でもママが安心できる出産ならいいじゃないか。

[林美由紀ねとらぼ]

 いくつもの奇跡が重なり、新しい命をおなかに宿した女性は、その幸福感を感じつつも、すぐにいろいろなことを考え、決めていかなくてはいけません。実家に帰るのか帰らないのか、どこの病院で産むか、自然分娩か無痛分娩か……。そんな迷える女性たちに少しでも参考になればと、まめきち(@mamekichi0625)さんが自身の体験をつづったTwitter「陣痛に耐えられなかった話」が読者の共感を得ています。

 まめきちさんは、今までの人生で、ケガも病気も生理痛もなく、“とても痛いこと”を経験したことがなかったため、妊娠したときに陣痛に耐えられるのか分からなかったといいます。そんなときに、職場の男性から「ぼくの妻は3回とも無痛分娩でしたよ」と聞いて、無痛分娩についてちょっと考えてみることに。パンフレットを見ながら、お金がかかるし、日本では多くの人が自然分娩だし、リスクがゼロではないし……と、自然分娩でいくことにします。

陣痛に耐えられなかった05 陣痛に耐えきれず無痛分娩に切り替えることに

 初産の場合は自然分娩を勧める病院もあるようですが、まめきちさんの病院は選択ができたそう。検討する中で、お母さんにも聞いてみると「痛いっちゃ痛いけど、長くても2日くらいだし!!それに、みんなも産めてるんだし、あんたも大丈夫!!」と無痛分娩なんて必要ないと言われます。出産は病気ともけがとも違うし、「鼻の穴からスイカが出るくらいの痛み」なんてうわさを聞けば、初めての出産であればなおさら、不安になりますよね。みんなが産めているとしても、自分にできるかは未知なること。


陣痛に耐えられなかった01 陣痛、出産は未知との遭遇

 そんなまめきちさんの出産当日。破水から13時間経過したころ、本格的にズキズキと痛くなってきました。痛みは次第に強くなり、数分おきにおそってくる激痛。例えるなら「ハラワタをズタズタに裂かれる」「おなかが内側からぶっちぎれる」ような、腹痛というか外傷っぽい痛みなのだと、まめきちさんは説明しています。

 そんなに痛いのに、まだ子宮口はほとんど開いていない。お母さんが病院に到着し背中をさすってくれるも、それすらキツく「さわんないで」と人生で初めて親にキレてしまったまめきちさん。これは無理、死ぬ! と思ったまめきちさんはナースコールを押します。


陣痛に耐えられなかった02 ハラワタをズタズタに……!?

 耐えられないと思ったまめきちさんは、やって来た先生に「今から無痛に切り替えられますか?」と尋ねます。すると先生はあっさり「いいですよー」と、急きょ無痛分娩をすることになりました。助産師さんにはがいじめされながら、背中から麻酔を入れられたまめきちさんは、人間は痛みがMAXになると体が勝手にあばれるということを知ったそうです。

 それから10分経つと、痛みが無くなってきたそうです。まったく痛くないのでいきめているかわからないものの、指示の通りにいきみ、破水から20時間後に無事に赤ちゃんが誕生しました。その後、胎盤が自然にはがれず、先生が手をつっこんで引っぺがす処置をしたそうですが、本来ならかなり痛いところ、こちらも痛みがなかったのだとか。出産はいろいろなことが起こる可能性もあり、後の処理や痛みもあるものですが、安心して乗り切れる方法を選択できたのはよかった!


陣痛に耐えられなかった03 無痛分娩に途中から切り替えて無事出産!

 出産を終えたまめきちさんは、旦那さんに痛みに耐えられなかったことを泣きながら謝罪します。みんなができることができなかった、費用もかかった、と。しかし旦那さんは怒るどころか「きみも赤ちゃんも元気なんだから120点だよ」「産む瞬間痛くなくたって、きみは10ヵ月も頑張ったの!! ぼくにはムリだ! すげーりっぱだよ!!」と褒めてくれました。ああ、なんて理解のある旦那様なんでしょう。さらに「こんなすばらしい日にゴメンなんて言いなさんな」と労ってくれたのでした。

 この出産を通して、まめきちさんが伝えたいことは、最初から無痛分娩一択という人はいいのですが、もし迷っている人がいたら「途中で無痛分娩に切りかえられるか」をあらかじめ聞いておいた方がいいかもしれないということ。そして男性には、パートナーが無痛分娩で出産したいと言ったときに、快く受け入れてあげてほしい、間違っても「産みの痛みあってこそ愛情が湧くんでしょ」などと言わないように、と伝えています。


陣痛に耐えられなかった04 痛いから愛情が湧く訳でも痛くないから愛情が湧かない訳でもない

 出産は、どれ1つとして同じものはないはず。環境、体の変化、ママや赤ちゃんの状況、それぞれの感じ方や考え方も違うので、正解はひとつではないはず。その一方で自然に産んでこそという考え方などもあったりして、それが選択の幅を狭めている面もあります。ママが安心して出産できるのが一番。無痛、自然、どちらがいいとかはないんだ! そして、まわりの、特に旦那さんやお母さん世代の理解があると本当に心強いですね。読者からは「旦那さんの言葉に感動した」「出産はゴールではなくそこからがスタート、その後が大変なんだから出産ぐらいはリラックスして挑みたい」といった声が届いていました。


 

画像提供:まめきち(@mamekichi0625)さん



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