血液検査の結果の紙、どうしたらいいの? そんな悩みを解決してくれる漫画が役に立つと話題
捨てるに捨てられないあの紙の活用方法。
健康診断などの血液検査でもらう結果の紙、正直どうしたらいいのか迷ってしまった経験ってないでしょうか。書いてあることはよくわからないけれど、なんだか大事そうだし、個人情報だし。でも、保管しても特に役に立たない気がする……。そんな悩みを払拭してくれる漫画が話題です。
漫画の作者は薬剤師をテーマにした漫画を手掛ける油沼(@minddive_9)さん。漫画は血液検査をした主人公が「この検査結果の紙、どうしよう」と悩む場面から始まります。「GOT」「GPT」などの専門用語を見ても分からないし、紙の大きさも中途半端。かといって捨てるのも忍びない。すると怪しいおじさんに肩をたたかれます。
主人公の悩みを見抜いて忍び寄ってきた怪しいおじさん。「その紙、丁度よい処理方法があるんだぜ」と話しかけてきます。なに、このハードボイルドな展開と絵柄は!
怪しいおじさんが教えてくれた解決策は、血液検査の結果の紙を「お薬手帳」に貼るというもの。お薬手帳に貼っておくと、医師によっては他科の診察結果をカルテに書き込んで診察の参考にする場合があり、また薬剤師さんはほとんどの場合チェックしているといいます。
お薬手帳には薬の履歴があるし、そこに検査結果を貼ることで自分の身体の変化を記録することにもなると怪しいおじさんは説明します。「アルバムに旅行に行った時のロープウェイの半券とか貼るだろう? あれと同じだ」とたとえを交えつつ。しかしそのたとえに「あなたそんなことしてるんですか」と突っ込まれ、怪しいおじさんは動揺してしまうのでした。カ、カワイイかよ……。
病院でもらった検査結果などはファイルなどに入れてみるものの、なんだか生かしきれていないと思っていたので「お薬手帳に貼る」は目からうろこ。それにしても、漫画の雰囲気や絵柄がハードボイルドすぎて「お薬手帳」という響きとのギャップに思わずムフッとなってしまいます。
読者からは「わかる人に情報を届ければいいのか」「お薬手帳に貼ります」など共感するコメントが寄せられています。
作者の油沼(@minddive_9)さんはマンガハックで漫画「薬剤師さんの備忘録」を連載中。1月18日には川出書房新社から『マンガでわかる薬剤師』が発売される予定です。
画像提供:油沼(@minddive_9)さん
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