「世界絵文字デー」に合わせTwitterがよく使われる絵文字TOP10を発表 Twitterの絵文字担当者インタビューも
7月17日は「世界絵文字デー」。
Twitterは7月17日の「世界絵文字デー」に合わせ、日本/世界で最もよく使われている絵文字TOP10を公開しました。
日本のTwitterで最も使われている絵文字は「嬉し泣き」の絵文字。世界で最も使われているのは「さくらんぼ」の絵文字でした。また「キラキラ」の絵文字が日本で3位、世界で2位と共通して上位にランクインしています(※対象期間:2019年1月1日〜7月1日)。
さらにTwitterでは、ロゴアイコンの「鳥」つながりで「鳥取県」とのコラボ絵文字を作成。7月31日までの期間限定で「#世界絵文字デー」「#鳥取」「#鳥取県」「#絵文字で鳥取県」「#おしどり」「#絵文字」「#Emoji」「#WorldEmojiDay」とツイートすると、鳥取県の県鳥でもあるオシドリの絵文字が表示されるようになっています。
Twitterでは今回のオシドリのように、通常の絵文字とは異なる期間限定の「カスタム絵文字」を作成することがあります。今回は世界絵文字デーということもあり、特別にTwitterのカスタム絵文字担当者Lauren Elleboudtさんに取材しました。
――カスタム絵文字のテーマはいつもどのように決めているのでしょうか?
Elleboudt:絵文字のリクエストは、ブランド(企業)さんやTwitter社内の両方から受けています。私の業務は、35以上あるグローバルオフィスからの絵文字に関するリクエストを受け、制作の進行管理をデザインチーム、法務、広告ポリシー、Trust and Safetyなどの担当部門を含めたクロスファンクショナルチームと協働して行なうことです。
――絵文字が毎回かわいらしいですが、絵柄はTwitter社内で描かれているのでしょうか?
Elleboudt:ありがとうございます。絵文字のデザインはTwitter内外のデザイナーと一緒に行っています。
――過去日本向けに手掛けたローカル絵文字はどういったものがありますか?
Elleboudt:以下のものは日本のマーケットが季節性を大切にすることを踏まえ、お祝いをするためにデザインされたTwitter絵文字です。
「#平成最後」「#ハロー令和」「#文鳥の日」「#世界ペンギンの日」「#七夕」「#こどもの日」「#桜」「#猫の日」「#防サイくん」「#世界猫の日」
――七夕に公開された「キキ&ララ」の絵文字はどのように決まったものでしょうか?
Elleboudt:7月7日は「七夕」でしたので、この日のモーメントに併せて日本人になじみぶかい象徴的キャラクターとコラボレーションをしたいとTwitter Japan が考え、彦星と織姫に扮した「キキ&ララ」を絵文字にしようと決めました。
――過去に利用者からの要望を受けて採用した絵文字の例がありましたら教えてください。
Elleboudt:利用者の皆さんからたくさんのリクエストをいただいています。Twitter Japanでは、Twitter上の投票機能を使って、ユーザーの要望を聞いてから絵文字のデザインを決めることもあります。例えば「#猫の日」では Twitterが前面に出ず、利用者の皆さんのご意見を元にして生まれた絵文字が採用されました。
――日本での絵文字の使用方法で海外と比べユニークな点があったら教えてください
Elleboudt:日本のTwitter上にはたくさんの絵描きさんがいらっしゃいます。以下の絵文字と作品を掛けあわせたユニークなハッシュタグは、絵描きさんから生まれたものだと思いますが、このような作品投稿型のハッシュタグは日本特有です。
――海外では「アベンジャーズ」「ゲーム・オブ・スローンズ」など人気作とコラボした絵文字が定期的に出ている印象があります。今後「キキ&ララ」のような日本キャラクターをもっと絵文字にする予定はありますか?
Elleboudt:現時点での計画はありませんが、ぜひ行いたいです! チャンスがあれば、「キキ&ララ」に続いてまたサンリオキャラクターの絵文字を手掛けてみたいです。
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