ニュース
» 2019年09月04日 17時00分 公開

「滅殺開墾ビーム」で「滅」を覚える小学生……!? 推しの言葉で漢字の宿題を仕上げた「痛ノート」が楽しい

どうか先生が寛容でありますように。

[沓澤真二ねとらぼ]

 「滅殺開墾ビーム」「絶対零度宇宙熱死砲」などのパワーワードが並ぶ、クセの強い漢字の宿題ノートがTwitterで注目を集めています。なんで「プロメア節」全開なんだ。


痛ノート痛ノート ほかにも「やられたらやり返す」や「度し難いなこのバカは」など。ほとんど堺雅人ボイス

 ノートは投稿主のはち(@8HachiHuit)さんが、小学生の甥御さんが取り組んでいた夏休みの自由課題を紹介したもの。課題は漢和辞典から任意の漢字を選び、例文とあわせて10ページ分書き出すといった内容でした。これがなかなか進まないのを見かねて、「自分が好きなアニメの台詞を例文にすればいいんだよ!」と励ました結果、「度し難いなこのバカは」「駆逐してやる」などが踊るノートに仕上がったのだそうです。

 はちさんが「痛ノート」と名付けた自由課題は広く拡散され、「将来有望」「例文ほとんど堺雅人で笑った」と好評。「ウチの子はガンダムでやっていた」「我が家は『頭文字D』でした」など、似た経験を語る人もみられます。

 宿題の痛ノート化について、はちさんに詳細を聞いたところ、甥御さんは夏休み最終日の20時にもなって、「宿題が終わっていない!」と嘆いていたとのこと。「くさかんむりの漢字を制覇する」と目標を立てて進めているうちに、「葡萄」など画数が多くて難しいうえに使用機会の少ない字に当たり、行き詰まっていたそうです。

 使っている漢和辞典に例文が少ないこともあって苦戦する彼に、はちさんは「どんな例文でもいいのだから、普段気に入っている言葉で書けばいいだろう? 『駆逐してやる』とか」とアドバイス。堺雅人ファンのはちさんと、「半沢直樹」ファンの母親から影響を受けていた甥御さんは、「救世主だよ人類の」「やられたらやり返す」など、パワフルな言葉でノートを埋め宿題を終わらせました。

 甥御さんは低学年まで海外在住だったこともあり、日本語の読み書きが苦手。3DSで遊んだ「ドラゴンクエストVIII」でかな文字を覚えたといいます。「プロメア」は家族に連れられリピートして気に入っており、それで苦手な漢字の宿題もこなせるのだから、「好きこそ物の上手なれ」ってやつは強い。

 2学期が始まって宿題は提出され、現在は学校の反応待ち。ツイートへは「こういう宿題が提出されたときは楽しんでチェックしています」と語る教師のリプライもありますし、甥御さんの担任も同様に寛容な人であってほしい。

画像提供:はち(@8HachiHuit)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/05/news021.jpg 柴犬が見つけた瀕死の子猫、最後の力で立ち上がり…… 優しさが救った小さな命が600万再生「感動と感謝です」
  2. /nl/articles/2312/07/news111.jpg 小沢仁志、愛車・マスタングを“世界に一台の色”に大胆カスタム 生まれ変わった姿に「おっほ!」「エルメス着やがった」
  3. /nl/articles/2312/06/news119.jpg 中尾明慶、「金八」で“めちゃくちゃケンカした同級生”と因縁の再会 10年前の悪態謝り倒し「芸能界でおかしくなっちゃった」
  4. /nl/articles/2312/04/news166.jpg アンパンマンの食パンを切ったら…… まさかの中身に「怖い」「うわぁぁぁ!!」など恐怖の声
  5. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. /nl/articles/2312/02/news048.jpg 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  7. /nl/articles/2312/07/news129.jpg 34年前の“伝説の名車”購入のオール巨人、72歳までの歴代免許証をずらり公開 「歴史を感じますね」「いい年の取り方」
  8. /nl/articles/2312/05/news100.jpg 兄犬が大好きすぎる弟犬、お散歩中もピッタリくっついて…… 二度見必至の光景に「迷惑だけどかわいすぎる」の声
  9. /nl/articles/2312/07/news024.jpg 生まれて間もなく捨てられていた保護子猫が“真っ白なエビフライ”に おなかいっぱい食べられるおうちで過ごす姿に心あたたまる
  10. /nl/articles/2312/07/news119.jpg 「ブギウギ」、幻の名曲熱唱に「これ朝ドラなんですか」「凄すぎる」 公式は「できるだけ楽譜に忠実に再現」
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」