思春期に出会ったメタル音楽 「特別な感情をくれた秘密の宝物」とメタル愛を語る漫画に共感多数
ジャーマン・メタルのラムシュタインには衝撃を受けました。
思春期に特別な感情をくれたメタル音楽への愛を描いた漫画が、メタラーたちからのアツい共感を呼んでいます。思春期に影響されたものって、いつまでも心に残っていたりするんですよね。
作者のゆめの(@yumenonohibi)さんがメタルに出会ったのは、高校生のころ。ノートにファンタジー漫画の妄想を書き連ねる日々を送っていた時期に、イタリアのメタルバンド「ラプソディー・オブ・ファイア」の曲に出会いました。
メタルはクラシックの要素を取り入れたり、強いメッセージ性を持っていたり、高い技術のもとに作られた音楽です。メタルに出会って以降、毎日のようにメタルを聞き、頭の中はメタルでいっぱいとなりました。
しかし見た目が怖かったり、危険なパフォーマンスをしたりするイメージもあって、“メタルは怖い”という先入観を持っている人が多いのも事実。同級生からはドン引きされ、親からは「こんなの聞いちゃダメ」と心配されてしまいました。
確かにメタルは苦手な人にとってはうるさいだけの雑音かもしれません。しかし、思春期という心身ともに複雑な時期にメタルに出会ったゆめのさんにとっては、特別な感情をくれた、秘密の宝物のような音楽なのでした。
音楽に限らず、漫画や映画を心の支えにしている人もいるのではないでしょうか。リプ欄には「それぞれの好きという感情が温かく受け入れられる社会になってほしい」「芸術ってどこかで誰かを助けているものなんだなぁ」などの感想が届いています。
また、ゆめのさんがオススメを教えてほしいと投稿したことから、リプ欄は好きなメタルのプレゼン大会と化しています。筆者としては定番だけどやっぱりKORNもオススメしたい……!
作者のゆめの(@yumenonohibi)さんは漫画家として活動しており、現在Webメディア「マトグロッソ」で、統合失調症を患った父とクリスチャンの母との日々を描いた実話コミック『心を病んだ父、神さまを信じる母』を連載中です。
画像提供:ゆめの(@yumenonohibi)さん
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