「4分間のマリーゴールド」福士蒼汰と義姉・菜々緒がついに恋人になった3話 視聴率下落は横浜流星の出番が少ないせい?(1/2 ページ)

他の家族に秘密のまま、恋人になった。

» 2019年11月01日 10時50分 公開
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「みことのことが好きだから。私はずっと、ずっとみことのことが好き!」

 「俺もだよ」

advertisement

 福士蒼汰主演の金曜ドラマ「4分間のマリーゴールド」。人の「死の運命」が見える救急救命士と、余命1年の義姉との禁断の愛を描く。先週放送された第3話の視聴率は7.6%。視聴率低下の理由は、横浜流星くんの出番が少なかったからかな……?


4分間のマリーゴールド 余命1年の菜々緒と義理の弟・福士蒼汰との禁断の恋 イラスト/まつもとりえこ

ついに想いを伝え合う義姉と弟

 第3話でのクライマックスは、ついにみこと(福士蒼汰)と義姉の沙羅(菜々緒)がお互いに秘めてきた想いを伝え合う場面だった。

 1話、2話でも、お互いの想いは通い合っているように見えた。だが、それはあくまで義理の姉と弟として、相手を慈しみ合っていたもの。だが、3話では気持ちが一線を超える。

 土砂降りの中、危険な救命現場に向かおうとするみことを沙羅が呼び止めた。「姉だからじゃない! 姉だから止めるんじゃない」。

advertisement

 雨に打たれてずぶ濡れになりながら、ストレートに想いを伝える沙羅。驚きつつ、それを受け止めるみこと。ふたりはゆっくりと距離を縮め、ずぶ濡れになりながらついに抱き合う。真っ赤な沙羅のスカートと、みことの青いシャツのコントラストも美しい。


4分間のマリーゴールド ストレートに想いを伝える沙羅。驚きつつ、それを受け止めるみこと イラスト/まつもとりえこ

失いそうになって気づく

 救急救命士という仕事が象徴しているように、みことはいつも誰かのために尽くしている。また、誰かのために尽くしたいと思っている男だ。逆に言えば、自分の意志が薄く、自分本位でエゴを出すことがない。そのことを同僚の志乃(関水渚)にズバリ指摘されていた。

 だが、兄・廉(桐谷健太)の親友で、カメラマンの広洋(佐藤隆太)が沙羅を海外に連れていく話が持ち上がり、沙羅を失いそうになる。一方、みことは救命現場で怪我をしてしまう。軽傷だったが、沙羅は狼狽ぶりを隠さなかった。沙羅もみことを失ってしまうかもしれない、という気持ちに駆られたのだ。だから、声を上げた。「姉だから止めるんじゃない」と。

 ここでも、みことは受け身だったが、ようやく自分の気持ちに輪郭を与えることができたのだろう。義姉を抱きしめながら、心の声を出す。

advertisement

 「俺は姉さんの運命を知ってからずっと、この人に何をしてあげられるかばかり考えていた。姉さんの命を救いたい。その夢をかなえてあげたい。

 でも本当は……その髪にふれたかった。腕にも、頬にも。出会ってから今まで、どの瞬間も大好きだったことを伝えたかった。抱きしめたかった。ふたりの未来の話もしたい。来年も、その先も、ずっと。愛するこの人にマリーゴールドを贈りたい」。

 失いそうになって、初めて気づく気持ちがある。沙羅の余命のことがなければ、みことは思いを秘めたままだっただろうし、沙羅もみことの気持ちを大切にして距離を置いただろう。だが、2人は自分の想いに気づき、それを相手に伝えてしまった。2人は恋人になったのだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」